生きるという事

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18〜23歳の頃、人はなんで生きるのだろうと
ずっと考えていました。
5年間悩んだ末、
一定の答えが出たときに
書いた日記です。


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「生きるという事」






 人間はどうして生きているのだろうか。
人間が生きることにそもそも目的はあるのだろうか。
僕は元々意味は無かったのだと思っている。
人間が生きることにそもそも意味なんて無かった。



 生物がどうして生きているのかと言えば、それは偶発的なものであり、
神が望んだものでもなければ、生物が生まれなくてはならない
特別な理由があったわけでもないのである。



 ではどうして遺伝子に「生きよう、生存しよう」と言う
情報が組み込まれているのだろうか。






 それはたまたま生まれた生物が短い命をトした結果、
「生きることは幸せだったから」である。
生きることは非常に気持ちが良かったのである。
生きていると楽しい事がたくさんあった。
 だから生き物は生きようと考えた。
だから生き物はこの幸せを後に続く生物にも味会わせたいと思った。





 単純な答えだ。生物は、生きていて楽しいからこそ、
次の世代に命をつなごうと思うのである。
生きることがつまらないなら、次の世代に命を
つなごうとは思わない。



 

 生きる目的は人生を楽しむ事である。
生きることは幸せな生活を送る事である。
地球と言う環境が生物が存在できる奇跡的な場所であり、
地球上に存在する生物はその奇跡を享受できる
運のよい存在なのである。





 僕らはその幸運を生かし、
「幸せの最大値」を獲得すること
が目的なのだろう。




 シンプルに考えれば良い。
人間はなぜ生きているのかと言えば、
「楽しみ、幸せになるためだ」と。
あとは人生がもっとも豊かになるように考え、
生きれば良いのである。




 最も重要な価値観は幸せになることである。
それが生物である事の目的であるから。
その価値観を履き違えさえしなければ、
人生はきっと充実したものになるだろう。
人生は一度しかない。一度しかな
い人生において、僕はこの価値観を生涯を通して貫くだろう。





「生きるということは幸せになること」なのだ。