「孤独です」


「孤独です」




 私は今1人暮らしをしています。
はっきり言って孤独であります。
夜は特にポツンと取り残されたような
気分になり、無性に人恋しくなるのです。
 男の一人暮らしは哀愁が漂うものです。
自炊は味気ないです。誰かと一緒にご飯を食べたく
なります。





 嫁さんや子供がいたらいいなあ。
と純粋に思います。自分の子供がいたら
どんなに幸せなのでしょうか。
 




 私は今、1人ボッチです。
実家は私の家から1時間程度ですが、
2ヶ月帰っていません。久しぶりに
実家に帰ろうかなあとも思います。





 私はコミュニケーション講座の講師をしております。
しかし、時に信じられなくなる瞬間もあるのです。
「あれっ。俺そういえば講師やってたんだ。」
と言う瞬間が。



 私自身も講師である前に人間であって、
当たり前のように寂しいのです。孤独なのです。
そんな時は講師である自分と言う存在を
忘れ、ただの寂しがり屋の男に戻ります。




 私のプライベートを知っている方は
講師らしくない面をありありと見せ付けられます。
私はスタッフに弱音を吐きますし、
ぐにゃぐにゃしております。
たまに生徒さんに弱音を吐いたりもしてしまいます。




 そんな私ではありますが、
どうにかこうにか社会から生かされて、
講座の中では暖かい生徒さんに恵まれて、
勉強できる環境を与えられています。
 



 生徒さんがいなかったら
私は一体どうなってしまうのかと
思うぐらい、私は皆さんの暖かさに
支えられて生きているのです。



 
 私はもうしばらくは独り身であります。
それまでは講座の生徒さんが家族であり、親友であり、
恋人であります。そんな皆さんの存在に感謝し、
恩返しをするために、コミュニケーション理論の知識の
習得と研究、場作りに励みます。



 



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