「コミュニケーションコーチング」


「コミュニケーションコーチング」




 日本におけるカウンセリング方法としては、
来談者中心療法(Client-Centered Therapy)が有名です。
来談者中心法において、カウンセラーは相談者に指示は出さず、
傾聴し、共感することを心掛けます。
 




 私自身はこの仕事を始めた当初は
来談者中心法をベースとして、
生徒さんの相談を受けていました。
1番オーソドックスなスタイルです。




 しかし、私自身が一般のカウンセラーさんと
異なるところは、私がコミュニケーションの専門家で
あるというところです。
 私はコミュニケーションのプロですので、
生徒さんはコミュニケーションに関する結果を求めて
私に相談に来られます。





 ですので、ただただ私が傾聴しただけで
カウンセリングを終えると、生徒さん自身は
全く持って納得がいかなかったのです。





 次第に私は、来談者中心法を基本としつつも、
コーチング、ティーチング、問題解決型思考法、逆制止(行動療法)、
グラフィックファシリテーション、各心理療法、コミュニケーション論を
取り入れた独自のカウンセリング法を追求してきました。





 これはコミュニケーション論全般を学習し、
コミュニケーション講座の講師として
現場経験を積んだ私にしかできないスタイルとなっています。





 ですので、私自身は、来年から、カウンセリングと言う
名称を改め、コミュニケーションコーチングと名前を
変えることにしました。こう言った名称はまだ無いと思いますし、
今のところ私にしかできないやり方です。


 


 私が最もこだわることは、課題の自己設定です。
コミュニケーションコーチングは、いつ、何処で、
どんなタイミングで、何を実行するのかにこだわります。
それは物理的な作用から、心の問題まで様々です。





 私は経験則として、生徒さんは、
自分なりに納得した課題を設定すると、
それだけで元気になると言う法則を
体感して来ました。




(どうして、課題を設定すると
元気になるのかと言うことについては
脳の面から理論付けができます。
 これはまだfMRI等を使った
研究論文を出ていなので仮説になりますが、
かなりの確率で立証できると考えています。
この点については後日ブログで書きます。)
 




 
 ですので、私は、どんなに時間がかかろうとも、
一緒になって、2時間だろうが、3時間だろうが、
話を聞いて、一緒になって納得行く課題を
設定してきました。料金は一定で。

 
 

 
 一般的にはカウンセリングは60分程度が基本ですので
もう邪道もいいところです。
 しかし、私はこのスタイルを改めるつもりは
ありません。それはこのやり方が最も
効果的で、その人のためになると言う確信があるのです。






 私自身、コミュニケーション講座の講師としての立場もあり、
最近は時間を取れなくなってきました。
 生徒さんと時間が合わず、
お断りするケースもかなりあります。
ですが、できる限り、自分の身が持つ限りは、
生徒さんと一緒に考えていくつもりです。











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