「会社員の良いところ」


「会社員の良いところ」



 
 私は2年間会社勤めをしました。いわゆる普通の会社員でした。
現在は会社を経営していますが、会社員時代の良い面も客観的に
見えるようになってきました。会社員の良いと感じる部分を挙げてみます。




・朝型の生活になる

会社員であれば出社時間は遅くとも10時ぐらいです。
誰でも朝型になれます。夜型の人でも会社員になれば
強制的に朝型に戻ります。健康的です。



・先輩がいる

会社には先輩がいます。優秀な先輩の下につけば、
お給料をもらいながら、仕事のやり方を学んでいくことができます。
これは本当にうれしいことです。



・鍛えられる

なんだかんだ言って、会社員は大変!
学生生活で遊びほうけていて、
「社会に出てやって行けるのかなあ・・・」
と心配されちゃうような人でも、
普通の会社で3年ぐらいしっかり仕事をすれば
大概それなりの人材になります。
会社は管理がきつい分、成長にもつながります。




・責任感がある

自分の失敗は同僚や会社への迷惑になります。
責任がある分、追い込まれて一生懸命になれます。



・メリハリがつきやすい

今思えばあの花金の開放感は、すばらしかったように
記憶しています。オンとオフの切り替えは会社員時代、
とてもしやすくかったように感じます。



・お給料を先取りできる

これは会社員時代には実感として得られませんでしたが、
社員のお給料と言うのはほとんどが、先払いの投資です。
例えば、プロジェクトAを立ち上げたとします。
経営者はプロジェクトAを立ち上げた瞬間は、一円も売り上げが
発生していませんが、社員にお給料を払う義務があります。




・福利厚生

これもやはり良いところです。
食堂があったり、社員旅行があったり、
お給料をもらって研修に行くことができたり、
良い会社であれば、素敵なオフィスで働くことが
できるのも福利厚生ですね。健康診断、
年金関係も楽ちんです。





逆に独立して良かったことを少しだけ



・自分の能力が分かる

自分はどれだけの能力があるのかについて
白黒つきます。ダメならダメ、イイならイイ。
真っ向勝負している感じで気持ちいいです。



・お金の重みをずっしりと感じる

特に私は生徒さんの大事なお給料を講座代金として
いただきます。これは本当に重いです。
会社員時代にもらっていた1万円と今の1万円は
根本的に違います。



・勉強時間を確保できる

これも結構大きいです。会社員時代は仕事と勉強は
切り離さなくてはならなかったのですが、
今は仕事の一環で勉強できるのがうれしいです。





どちらも経験した私からすると、
やはり会社員も独立もそれぞれ
光と影の部分があるなあと感じます。