「成長」


「成長」
 


 会社はどういった時に成長するのでしょうか。
ただ1つ言えることは、同じ事をやっていても
成長は無いということです。同じ事はもう経験していることですし、
それをこなしている限りは平行線を辿っているだけです。
だから成長するには、商品の改善、新しいプロジェクトに
挑戦し続けなくてはなりません。



 新しいことをするには相当なエネルギーが必要です。
新しいことは、経験の範囲を超えているので、
不安を感じるのが当たり前です。そしてストレスも溜まります。
未経験のことであれば、相当な失敗もあるでしょう。



 これは個人のレベルでも、会社のレベルでも、国のレベルでも
同じことが言えます。だからと言って、同じ事をやっているわけには
いきません。なぜなら「同じ事をやっていては成長はない」からです。




 新しいことをやり続けていれば、「必ず」失敗します。
私は会社を経営していく中で、数え切れないほど失敗してきました。
しかし、失敗は同時に情報でもあります。例えば5回失敗したとすれば
失敗1、失敗2、失敗3、失敗4、失敗5と言う情報ができます。
例えば生徒さんからのクレームは貴重な情報です。




 そしてその失敗と言う蓄積された情報を使うことで
「失敗しにくく」なり、「ついには成功」が生まれます。
成功ができれば、その情報がさらに既存の失敗情報とリンクして
さらに重厚な情報として膨らんでいきます。





 方やチャレンジせずに、同じ事を繰り返していたら
永遠に情報は蓄積されません。これでは成長しようがないのです。
攻撃は最大の防御ではありませんが、同じことをして会社を
守っているようで、実は会社をダメにしているのです。





 だから会社には絶えず、去年は無かった
「新しいもの」が周りに無ければなりません。
「新しいもの」ない状態は相当危険です。




 「新しいもの」はBS、PLの数字よりも遥かに重要なです。
BS、Pl、CFでは、移り変わりの激しい
現代社会では精々3年程度しか予測できません。
ちょっとした業界の変化でBS、Plの数字など
もろくも吹き飛んでいくでしょう。




 ですが、「新しいもの」はその先の成長を予言してくれます。
「新しいもの」がなければその会社はそれ以上にはなることができず、
疲弊していくだけだからです。そんなわけで私はダイコミュの
管理人として絶えず新しいものを予感させなくてはなりません。




生徒さんが、
「ああっ。ダイコミュはいつも新しいことをやっているな!」
「またコミュニケーションでなんか仕掛けているな」
と言う感じる会社を創らなくてはなりません。





もうすぐ節目の設立3周年。
ますます面白い会社にしていきます。







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弊社は3月ではなく4月決算です。
今月末あたり、税務署に行って来ます。
怖い・・・


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