「変な妄想」


「変な妄想」




 ネットは2次元で基本的には言語優勢の世界である。
言語は情報の伝達と蓄積に優れているから
その目的を達成するだけならばこれで充分である。
ただ、言語そのものは心になかなか響かない。
感情を揺さぶるのは非言語である。



 ネットは言語主体だからどこかぬくもりに欠け、
長時間過ごすとどこかに寂しさを感じるようになる。
言語でも感情を揺さぶられることは確かにあるが、
対人コミュニケーションにおける非言語交流には到底及ばない。



 情報の伝達と保存に優れるメールは
対人コミュニケーションを駆逐し、
非言語交流の機会は確実に減っている。
ネットができて情報伝達が便利になったから、
なんでもすぐ調べられるようになったからと言って
うつ病が減るわけでもないし、自殺率が下がるわけでもない。
これでは何のためにそれが存在するのかわからない。




 ネットが進化して社会的な意義をより明確に獲得できるかどうかは
非言語コミュニケーションを追加できるかだと思う。妄想してみる。

 

 手書きのチャットとか面白いかもしれない。
キーボードを打ってチャットをしあうのではなく、
ペンを持ってそれを画面上に書き込み、
チャットをし合うのである。
字は味があるしすごい面白いと思う。
キーボードはどこか味気ない。
もしかしたらもうあるのかな。



 20年ぐらいしたらパソコンの画面が立体的になって、
視覚的には3次元になるのではないか。
スターウオーズで見たような感じに。
でもこれだけでは足りないな。



 100年ぐらいしたら触覚を再現できる装置ができて、
映し出された画面を触ったりできるようになるかもしれない。
例えば買いたい洋服が映し出されて
その質感とかを確かめられるようになるかもしれない。



 遠くの誰かと握手をしたいときに
目の前に手が現れて暖かさを感じることができて
その手と握手できるようになるかもしれない。
 もしかしたら行きたい場所をクリックしたら
その地域の気候や遺産をリアルに
感じ取れるようになるかもしれない。
そうなったらインターネットと言うよりもドコでもドアかな。



 匂いも必要?例えばミクシーで
自分のページに訪問者用の匂いを設定しておいて
訪れた人のPCにそれぞれの匂いが自動ででるとか。
女の子のページは多分良い香りがするだろうし、
いたずら好きな人はめちゃめちゃくさい匂いを設定したりして。




 妄想終わり

  
 
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