「つながりのある場に」


「つながりのある場に」




 最近講座について1つ大きな決断をしました。
実はこの1年、私はイベントの数と飲み会の数を減らしていました。
その理由は、講座が少しサークル化し、講座そのものよりも
遊ぶことに目が行きがちがちな生徒さんが増えていたからです。
それではやはりただの社会人サークルになってしまいます。
ダイコミュはあくまで講座がメインであり、
専門的な知識を得る場所であるという密度をもっと上げないと
社会的に真に必要となる機関になれないと考えていたからです。



 また生徒さん同士も「仲の良い生徒さん」と
「新規の生徒さん」の壁が厚く立ちはだかり、
新しい生徒さんと既存の生徒さんがうまく融合できない
という現象も起こりました。これは頭の痛い問題でした。
複数の生徒さんから苦情をもらったりもしていました。



 そこで、ほぼ毎回行っていた飲み会の変わりに、
チームミーティングを採用し、皆で宿題をやってもらうことにしました。
生徒さんが固まらないように、既存の生徒さんと新規の生徒さんが
混ざるようにも工夫をしていました。
さらには2〜3ヶ月に一度程度行っていたイベントを減らし、
4ヶ月に一度程度に減らしていました。



 確かに飲み会ではなく宿題ということで
参加する生徒さんの数は増えました。
講座への取り組み方も真剣さが戻ってきたように感じていました。
しかし、講師の感覚として如実にあったのが、
生徒さん同士がどうも仲良くなっていないと感じたのです。



 以前は自然とクラスのまとめ役が現れて
自然と誰かを誘い合って遊びに言ったり、
そこで悩みを相談しあって大きな気付きがあったり、
時に喧嘩したりして、それを乗り越えてもっと仲が良くなったりと
そういったことがありました。もちろんここ1年もあるにはあったのですが
講座をはじめて2年ぐらいに比べるとどうも「薄くなった」感覚があったのです。



 生徒さんはもちろん会話がうまくなったり、
メンタルの改善を求めていらっしゃるわけですが、
それと同じぐらい、心の通う友人、同じ悩みを相談できる
友人への期待が強かったのです。

 
 どうも、私がやっていたことと、生徒さんが真に求めていることには
微妙なギャップがあるようです。ダイコミュの良さは


「知識を得られること」
「実践の練習ができること」
「実際に友達ができこと」


の3つだと考えています。
私は3つのうち2つに目が行き、
「実際に友達ができること」への配慮が今ひとつ
足りていなかったように感じています。



 実際に友達ができる場を目指すことと
事業をどう両立させるかは難しい問題です。
イベントはいくばくかの参加費は頂きますがほとんど無償提供です。
やはり基本は講座にありますのでイベントメインにすることはできません。
ですがイベントがないとダイコミュらしくない。


 
 私にできることはやはり楽しい講座を作って
あとは生徒さんが必要だと感じてくれれば
自然と事業としては成り立つのだと感じています。



 というわけで来年以降はいまよりも
飲み会の数をもう少し増やして
イベントも増やそうと考えています。
ただ飲み会とイベントだけだと何か足りない。
友達をもっとしっかりとできる仕組みを作りたい。



 できれば生徒さん同士の悩みの相談を
もっと活性化できるような仕組みが欲しい。
生徒さん同士が何か1つの目的を達成する過程を通して、
心をつなげ、人間に対する信頼を取り戻して欲しい。




 私には何ができるのか。
 熟考しなくてはなりません。



もし生徒さん自身が感じていることやアイデア
ありましたらお伝え頂けると嬉しいです(^^)
お待ちしています。




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