「自分会議」


「自分会議」




私は仕事やプライベートで失敗が続いて精神的に落ち込んだ時は
自分会議を開くようにしています。それもかなり独特なやり方です。


これは私が社会不安障害だった頃から体験的に編み出した手法で
問題解決療法認知行動療法的な側面が強いものの
「何とか療法」とか名前がついているものでありません。
ただ個人的にはこれを継続してくることで
人生がいい方向へ変わったので参考までにやり方をお伝えします。




1.コンビニに行き白紙のA3の紙をコピーする


異様な光景ですが、何もコピーせず白い紙をゲットします




2.喫茶店に行きA3のコピー用紙を広げる

先ほどコピーした用紙を広げます。
周りの目が気になる場合はA4サイズに小さくします




3.何で悩んでいるかを全て書き出す

  大体1つや2つではなく複数ある場合がほとんど
  経験上5〜6個出てくることが多い
  字は綺麗に書かず、子供落書きのように書きます




4.悩みの大きさを可視化する

  どの悩みが大きいのか円グラフにして可視化します
  自分にとってどの悩みが深いのか分析します





5.解決できそうな悩みを選ぶ


  いきなり全ての悩みを解決することはできないから
  解決できそうな悩みだけ選びます
  難易度が高い悩みは前向きにぬかづけにしておきます





6.実行可能で具体的な行動予定を立てる


  ここが一番重要で、悩みを解決するための
  客観的で検証可能な具体的な行動予定を立てます
  行動予定は、決して無理しません。
  今の自分の精神力と体力と環境の中でできる範囲に限定します


  例えば「今度の飲み会で気を使わなくてはならず不安だ」
  という悩みがあれば、行動予定としては
  「皆に好かれるのは無理だから、とりあえず隣の人とそれなりに話せればいい
  具体的には、最近の仕事のことを5分間ぐらい傾聴できればOK。○月○日実行日」
  とか書いておきます

  
 


7.行動予定を立ててから全体を俯瞰する


  行動予定を立てたら落ち込んでいた気持ちはある程度 
  落ちついています。不思議なものです。  
  悩みがあるときは大概先が見えなかったりしますが
  現実的な予定があれば、それを達成することで
  未来が少しでもよくなるとい希望が出てくるからです

  もしA3の用紙をみて元気が出なかったら、 
  行動予定に粗がある証拠だと解釈して
  何時間でも粘って納得できるまで予定を練ります




8.紙はデスクの横に置く

  紙を俯瞰して気分が晴れたらその紙はデスクの横にでも
  おいておきます。そして立てた行動ができたら赤ペンかなんかで
  チェックして消去します。



9.全部達成できたときは自信が


  立てた行動予定全てにチェックがついたときは
  なかなかうれしいものです。やればできるじゃん!
  という気持ちになれます





以上です。

私は20歳の頃から9年間これを続けています。
混乱しているときはちょっと冷静になれないこともありますが
茶店で3時間ぐらい頭抱えて行動予定立てるとなんとか
持ち直すことができるのです。



参考まで♪





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http://direct-comm.com/course/onedayseminar.html



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