「仕事の面白さ」

「仕事の面白さ」




 旅行をしているとき、音楽を聴いているとき、映画を見ているとき、
テレビを見ているとき、本を読んでいるとき、友達を遊んでいるとき、
それはそれで面白い。しかし、宝くじが3億円でも当たったから
仕事をしないかと言えば、私は間違いなく仕事をするだろう。
それどころかおそらくその3億円は全てダイコミュのために投資すると思う。
やりたいことが山ほどあるから。まあタラレバなのだが。




 日常的な遊びと仕事には根本的な違いがある。




 遊びは基本的には与えられるものである。
お金を払って「喜ばせてもらう」のである。



 仕事はその逆で自分がお客様を「喜んで頂かなくてはならない」。
そして、人間はどういうわけか人の役に立つと、
それを自分の喜びと変える事ができるようだ。


 
あるお坊さんは人生4つの幸せは

1.人に愛されること
2.人にほめられること
3.人の役に立つこと
4.人に必要とされること

であり、

そのうちの
人にほめられること、
人の役に立つこと、
そして人に必要とされることは、
働くことによって得られるのです。


と説いている。
*『日本でいちばん大切にしたい会社』 坂本 光/著 
あさ出版 PP49より抜粋



 仕事をしていると不思議な充足感がある。
SEやプログラマーであれば自分で商品を作ってお客様に納品し、
それを実際に使ってもらったとき、おそらく給料とは別の何かが
心を満たしているはずである。接客業の方が自分のお店に来た
お客様が満足して帰ったとき、お客さんが支払った代金とは
別の何かが心を満たしているはずである。


 
 遊びはフローである。
その瞬間瞬間を楽しむためのものであり、
遊ぶことによって具体的な何かが世の中に残るわけではない。
遊びは楽しいが、仕事でしか得られない充足感がある。
そして、仕事で得られる充足感は強烈である。


 仕事はストックであり、ちょっと大きな言い方をすれば
人類の資産になる。仕事はずっと残るものであるからこそやりがいがある。
漫画家は仕事をすることで、「漫画」という資産を人類に残す。
建築家は仕事をすることで、「建築物」を世の中に残す。
消費する側は「残す」ことはできない。原則としては消費するだけである。



 仕事には誰かが喜んでくれる何かを作り上げる
喜びが伴うのである。また労働者はそれをぜひとも感じるべきだし、
経営者はその喜びを直接感じられるような職場作りをしなければ
ならないと感じる。


 
 私自身はこの仕事を本当に愛している。
こんなに面白い仕事があっていのか?
と思うぐらいこの仕事をしていると楽しい。
ダイコミュに関わることで、友達ができた生徒さんがいたり、
スピーチをして自信をつけた生徒さんがいたり、
恋人ができた生徒さんがいたり、
会話が少しでも改善した生徒さんがいたら、
この仕事をはじめて本当に良かったと思える。


 
 そしてもっと頑張って良い講座を作ろうと励みになる。
今年もたくさん仕事をして、たくさん楽しもうと思う。






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1/16(日),1/23(日) 
 
交流分析を学ぶ!TA講座
BY松本先生

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http://waigaya.sub.jp/bbs/detail.php?t_no=13


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