「答えがそこにあることがわかっている」


「答えがそこにあることがわかっている」



ヒューリスティック,アルゴリズム
 

 心理学や論理学の世界では、
ヒューリスティック(発見法)と
アルゴリズム(論理)と言う用語を使います。
 

 
 ヒューリスティックとは、
直感に基づいて回答を得る方法です。
アルゴリズムとは、論理的に客観的な体系の元に
精緻な回答を得る方法です。



 2×2=4 と言うのはアルゴリズムです。
3×4= 12 と言うのもアルゴリズムです。




 しかし、この一見論理的に見える公式の中にも
人間くさい、機械では説明できないものがあります。



 例えば 「×」 がなぜこのような形をしているのか?
これはアルゴリズムでは説明できません。
人間がヒューリスティックに考えた結果、
この × と言う形ができたのです。



 会社で考えると、初期の企画は
80%ヒューリスティックな発想から生まれてきます。
自助グループを作ろうとか、うつ病セミナーをやろうとか
こんなソフトがあったら良いなとか・・・
これはアルゴリズムからは生まれません。
基本的に直感です。



 しかし、発想したアイデアを具現化していくには
アルゴリズムの力が必要になります。
ホームページに今日何件のアクセスがあった、
アクセスに対して何人の生徒さんが応募してくれるか・・・
国際フォーラムなら生徒さんが来やすい、
生徒さんの増減数は何%か・・・




 初期の企画はヒューリスティック
それを社会的に必要な段階に落とし込んでいくには
数字の力も借りて会社と言う組織の中に
アルゴリズムを組んでいきます。
経営は論理と情の世界だとどこかの本で読みましたが、
ヒューリスティックアルゴリズムの世界と似ていると感じます。




・起業家はひらめかなくてはならない


 中小企業の起業家ははよく、
「社長は思いつきで物事を言う」
と批判されがちです。


 しかし、特に新興企業の会社にとって
経営者がひらめかなかったらもはや
会社としては発展が見込めないと言っても過言ではありません。
 次から次へと発想して、それが実際に実行できるか検討する。
これを繰り返せなかったら起業家をやってはいけないと思います。
だから起業家の身近にいる人が
「社長は思いつきが多い」
と言ったらそれは良い傾向だと思います。





・答えはそこにあることがわかっている



 ダイコミュの事を考えると2006年に創った会社なので
もうすぐ創業6年目です。5年続く会社の生存率は50%程度であることを
考えると、とりあえずは社会の構造の中にあるべき会社で
あると認められたと解釈して良いと考えています。



 しかし、ダイコミュはまだまだまだまだ、
膨大な潜在能力を持っていると思います。
ナメック成人の最長老様がゴハンの頭に触れたときに、
「すさまじい潜在能力をお持ちですね」
と言いましたが、そんな感じです。




 地震で節電の影響があったからでしょうか
最近余計にその想いが強くなっています。
地球の資源は限られています。
月並みですが物質的な豊かさを追い求めれば、
地球はいつか疲弊して、ボロボロになってしまいます。
結局人間は幸せになれないでしょう。




 それよりもやはり
(ダイレクト)コミュニケーションです。



 コミュニケーションは物を必要としません。
人と人がいればそれで成立してしまいます。
場所は必要ですが、過剰なネオンも、設備も必要ではありません。
人は物質を通さなくても、人と話すことで興奮したり、
楽しんだり、幸せになったりすることが充分できる。



 もしそういったスキルが無かったら、
そういったスキルを開発して、
人間関係を通して幸せになれるような
講座を作っていけば良い。
ダイコミュがそれができれば、
絶対に必要な会社になります。




 基礎的な生活ができる環境さえあれば、
あとは物質的な豊かさは追求せず、
あとは人間同士の情動的なかかわりの中で
幸せを見つけることができるような社会を
目指していくべきだと考えています。



 今日劇団四季を見てきました。
もちろん舞台設備はありますが、
基本的には劇は物質を必要としません。
人がいれば足ります。地球にとてもやさしい。
人は人がいれば充分幸せになれる。
そう実感させてくれます。


 
 ダイコミュも基本的には
場所さえあれば、物を消費せず
人と人だけで幸せになれるような
スキルを磨いていく方向性を持っています。
良いセンを付いてきたと思っています。


 
 ダイコミュは今まで、
「メンタルの基礎」「スキルの学習」
「それなりに楽しいライトな人間関係の構築」
の両面においてはそれなりの成果を挙げてきました。




 しかし、1つ足りない部分があります。
それは深く共感したり、分かり合えた、助け合えたと感じる体験です。
今のダイコミュは、「半見知り」になって終わってしまう。
講座の生徒さんもそれは感じているのではないでしょうか。
それなりに仲良くなった。楽しく話せた。
だけどホントはもう少し深い話をして
分かり合いたい。理解して欲しい。



 腹を輪って話す空間、
それが自然にできる空間
それを具現化するにはどうすればいいのか。
自助グループを作ることが1つ。
それは1つのヒューリスティックな回答でした。



 そして、おそらく、もう一歩。
もう一歩足りない。もう一歩が何なのか。
目の前に回答が転がっているのに、
つかめそうでつかめない。
 今あと少しのところまで回答がでそうなのです。
答えがそこにあることがわかっている。
これはアルゴリズムでは解けない、
ヒューリスティックな回答がひらめくのを
待っている感覚です。



 ヒューリスティックな回答は
ふとした瞬間に頭の中に出てきます。
それはアルゴリズムでは説明できない
とても不思議な現象です。



 何が必要であるかは、
日々生徒さんと接し、また人と関わりあうことで
見えてくるでしょう。もう少しでその答えが
出る感覚があります。楽しみです。

 





 
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