「時に決断する」


「時に決断する」




 私は15の時に兄貴に仕込まれて麻雀をはじめました。
今では付き合いでたまに打つ程度ですが
学生時代は結構打ち込んでいた時代があります。
麻雀というゲームは自分の正確が反映されるゲームで
このゲームを通して様々なことを学んだと思っています。




麻雀がわかる方だけの
ブログになってしまって恐縮ですが・・・





こんな手があったとします。


「22万 6688ピン 444668ソウ 中(ドラ) ツモ西」



場に6ピン、2万、西は1枚づつ
切られているとします。



10巡目ぐらいです。




麻雀が弱いときは、中途半端に8ソウを打っていました。
これはもう本当に中途半端です。
西切りも中途半端。
トイトイ、タンヤオはもう遠いです。
10巡目、残りはとても少ない・・・



右往左往していては、結果的にどれもこれも
中途半端になってしまいます。
今ではノータイムで4ソウをきります。
せっかくできたアンコを落とすことにはとても勇気が要りますが
チートイに固定するのです。



残された時間はあまりありません。
あがるために様々な可能性をみるのは8巡目ぐらいまで。
10巡目になればもう「決断」すること
自体が有効な手になってきます。



確か24歳ぐらいのときだったと思います。
結果、うまくあがることができました。
このとき大きなことを学んだ気がしたのです。



当時は貿易系の会社にいて、社長や同僚の方に恵まれて
とても充実した生活をしていました。
銀行の方からの融資の担当になったり、
中国の法人の立ち上げに関わったり、
経営分析をさせてもらったりと、24歳としては
ありえないぐらい経営にタッチさせてくださいました。



でもどこかで「コミュニケーション」
を仕事にしたいと考えている自分がいました。
その仕事で食べていけるかはわかりません。
でも人生のどこかのタイミングで決断しなくては
いけませんでした。



会社を辞めることはとてもリスクがあるのでは
ないかと不安な自分もいました。




人生は選択の連続ですから、ある選択をすれば、
ある選択を捨てることになります。
もしその選択を別のものにしていたら・・・



と考えると何も決められなくなってしまいます。
結果中途半端な手をうつことになってしまい、
ズルズルいってしまうことがある。



リスクを分散させるために、決断を先延ばしにしていたことが、
実はとてもリスキーだったということは良くあることだと思います。
決断することは、なんだかリスクを受け入れるイメージが
ありますが、実は決断することはリスクを軽減する
こともあるんだと体感できたのです。



例えば、ラーメンと炒飯のどちらかを
食べようかと迷うとします。
そこでたくさん悩んでいると、
その迷っている時間に他のたくさんの
ことができた可能性もあったのです。



ラーメン屋さんにおいてある、
スポーツ新聞の片隅に自分にとって大事な
情報を得られるかもしれません。




「先延ばし」が有効な一手になることもあれば、
「決断する」ことが有効になることもある。





人生においてはどちらのスキルも持って、
力強く生きて生きたいなと考えています。







 
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