こんな相槌は辞めるべき

 
 誰とでも仲良くなりたいと思うと、よく解っていないのに
「解ります」と言ってしまったり「なるほど、なるほど」
と、その場しのぎの相槌を打ってしまう事があります。


 最悪、自分が相槌を打った事で、相手が
理解しているものだと思い込み、どんどん話を
進めてしまいます。


 昔の話ですがコミュニケーション理論を学びたての頃、
「相槌をしっかり打とう」と嫌というほど叩き込まれていました。
その為、なんだかよく解っていなくても、なるほど〜とか、
そうなんですか〜と言ってしまう癖が身に付いてしまった記憶があります。


 確かに深い相槌を打つと、相手は嬉しくてどんどん
話を弾ませてくれます。でも、自分にとってはたまったもんじゃ
ありません。なんせよく解っていない話題を相手が
進めてしまうわけですから。


 また会社だったら「あの時相槌を打っていたじゃないか!」
なんて事になりません。これは誰でも一度はやってしまう
失敗だと思います。


 解らないことは解るまで、相手に質問する事が大事です。
しっかり理解して初めて相槌を打つのですね。

男性の声のトーン


 男性の声のトーンは低くて通りにくいです。
私の声も、どちらかというと低いほうで、電車で話すと
雑音に同化してしまって非常に聞きづらくなってしまいます。

 
 私が所属しているゴスペルのサークルの歌の先生に
質問したところ、「そんなの簡単!声を高くして話せば良いのよ」
と言われました。なるほど、当たり前の事ですがしっかりと
意識していませんでした。


 私は声を大きくすることと活舌をよくすることで
声を伝えるように努力していたのです。
しかし、声を高くすれさえすればいちいち大きな声を出さなくても
よかったのですね。


 男性にとって低い声というのはある種のシンボルですので
相手の心に響く心を言う時や女性を口説く時等は有効ですが
それ以外の情報の交換に関してはしっかりと聞こえるように
トーンを高くして話すのが得策なようです。