こんな相槌は辞めるべき

 
 誰とでも仲良くなりたいと思うと、よく解っていないのに
「解ります」と言ってしまったり「なるほど、なるほど」
と、その場しのぎの相槌を打ってしまう事があります。


 最悪、自分が相槌を打った事で、相手が
理解しているものだと思い込み、どんどん話を
進めてしまいます。


 昔の話ですがコミュニケーション理論を学びたての頃、
「相槌をしっかり打とう」と嫌というほど叩き込まれていました。
その為、なんだかよく解っていなくても、なるほど〜とか、
そうなんですか〜と言ってしまう癖が身に付いてしまった記憶があります。


 確かに深い相槌を打つと、相手は嬉しくてどんどん
話を弾ませてくれます。でも、自分にとってはたまったもんじゃ
ありません。なんせよく解っていない話題を相手が
進めてしまうわけですから。


 また会社だったら「あの時相槌を打っていたじゃないか!」
なんて事になりません。これは誰でも一度はやってしまう
失敗だと思います。


 解らないことは解るまで、相手に質問する事が大事です。
しっかり理解して初めて相槌を打つのですね。