好意の互恵性の威力


 人間関係を築くためのコミュニケーションで重要な法則を
5つ挙げるとしたら、私はまず間違いなく好意の互恵性
1つに入れます。


 好意の互恵性とは「好かれると、その人に好意を持つ」という法則です。
アメリカの心理学者アロンソンとリンダーによって提唱されました。
 当たり前と言っちゃ当たり前な法則です。誰でも自分の事が好きな
人に対しては好意を抱くものです。


 しかしこの原則をしっかりと守れている人と言うのは稀だと思います。
人と接するときに好意を持つ癖を持つにはセンスがいるし、
色々な価値観に触れていなくてはできないことですから。


 好意の互恵性はまた
「人を好きにならなくては、誰からも好かれない」
と言う意味も、暗に示しています。 

 
 これもまた当たり前と言っちゃ、あたりまえです。
誰のことも好きになれないのに、「好かれたい」なんて
独り善がりだし、おこがましいことなのかもしれません。


 この原則は頭では解っていても
なかなか実践できるものではありません。
好意と言うものはある視点を持っていないと
自分の中に芽生えてくれないからです。


 その秘密はコミュニケーション講座の生徒さんだけに
お伝え致します(笑) 楽しみですね。