2007-11-02 「寂しさ」 講師の生活 「寂しさ」 僕はひとりだ。ふと我に返る。 ひとり暮らしは残酷である。 ひとり暮らしの部屋に、暖かみは無い。 「ありがとう」と伝える相手もいなければ、 共に笑い合える人もいない。 あるのは自分の感情と思考だけである。 部屋はただただ、静かである。 感情と思考はますます寂しさへ向けられる。 どうして僕は独りなのだろう。 どうして僕は孤独なのだろう。 僕はあの時の忌々しい時代の僕に 戻ってしまったのだろうか?と錯覚する。 部屋はとても静かだ。 僕はひとり。 ただポツンと、そこに存在している。 **