「私は、あなたは」


「私は、あなたは」




 好意を持たれる人は、「私は」と言う視点ではなく、
「あなたは」と言う視点を持って会話をしていると言う
特徴があります。




 「私は」目線の人は「私」の話をたくさんします。
もし相手が聞き上手で話を興味深く聞いて肯定したり、
理解してくれる人なら、「私は」溌剌とし、
嬉しくてたくさん話しまいます。
とても楽しい気持ちで満たされるでしょう。




 しかし,よく考えて頂きたい事があります。
会話の時間と言うのは限られています。
会話の時間は限られているのす。




ある意味で「私」の話をして、相手から肯定されている
時間と言うのは、相手が肯定されることもできたであろう時間も
奪っている事にもなるのです。




 人間は是認欲求の塊のような生物です。
愛されたい、認められたい、理解されたいと言う
願望を強く持っています。




 もし「私」の話をし過ぎて、相手を理解したり、
愛情を持った肯定の言葉をかける事ができなかったら
それは大いに反省すべきでしょう。




 会話をする時に、心掛けることは
「あなた」はという視点を持ち、さらに、
そのあなたを肯定することなのです。





 これが体に染み込めば大概の
コミュニケーションはうまくいきます。
是非心掛けてみてください。









* ただし、あなたは目線が過剰になりすぎると
  逆効果になることもあります。
  その点については近いうちに解説します。



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