「うまく行かないとき」


「うまく行かないとき」




 うまく行かないときは誰でもあるものです。
人間関係、恋愛、仕事、勉強・・・全てが万事順調に
行っている方など一部でしょう。誰でもそれなりに
悩みや問題を抱えて生きています。




 人間は「こうなりたい」「ああなりたい」という願望を持った瞬間、
現実とのギャップを感じ取り、問題を抱える事になります。
 その意味で問題が無い状態というのは、目標を持っていない状態、
現状に満足している状態ですので、大きな飛躍は望めません。
うまく行かないという状態は、成長しようという
前向きな願望の産物でもあるのです。



 ですのでうまく行かないことがあること自体は
決して悪いことではない。




 しかし、うまく行かないときに、
立ち止まり、そのギャップを
「傍観」してしまうことは危険です。




 「傍観」してしまうとは、何もせずに、
そのギャップに苦しみ、流される様を意味します。
 大事なことは、「傍観」せずに、
解決策を考え、行動することです。
人間には「考える力」があります。




 手や足や目と同じように、生きるうえで助けになるのは
「考える力」です。これは肉体と同じように
たくさん使って、鍛えるべきです。
「考える力」は手や足や目と同列で、
生活に欠かすことのできない人間の大きな能力なのです。





 うまく行かないことは誰にでもあります。
私自身、うまく行っていることと同じぐらい、
うまく行っていないことがたくさんあります。



 
 そして、もちろんうまく行っていないことに
関しては頭を抱え込んで落ち込んだりもします。
 ただそれで終わるのではなく、とにかく考えて行動する
ことを基本原理にしています。




 そうすることでしか結局は
うまく行かないことは解決できないのですから。



 


 

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