「魅力について」


「魅力について」




 私は今独り暮らしをしています。
独り身というのは、家に帰っても「ただいま」
という相手もいませんし、夕飯は独りで食べる事になります。
やはり寂しいときは寂しいです。



 私が欲するものは、自分の悩みを語ることのできる相手、
私の喜びを我が事のように喜んでくれる相手です。
 


 しかしながら私には然したる魅力が無いために、
真に求めくれる人が現れないように感じています。
真に求める人でなければ、その人のことを
本当に知ろうという気持ちになれないでしょう。
私には魅力が足りません。
これは謙虚に受け止めなければならない。

 

 魅力には2つあると思います。
1つは持って生まれた天命とも言うべき魅力。
2つ目は自分の努力によって磨かれていく魅力。



 1つ目に関してそれがあるか無いかで
嘆くのはもはや時間を空費するだけです。
意味が無いことだと思います。
これはもう卒業しなくてはなりません。



 重要なことは2つ目だと思います。
できる努力は一生懸命するべきです。
そう考えれば、私はまだまだ努力が足りない。



 そして、努力が足りないことが解っているから、
自分への納得感得られないのです。
納得感を得られない状態では
自分への自信を持つことはできません。



 悪いことに、自信の無さははや自分だけではなく、
他者との関わりにおいても発露してしまいます。
これではいけません。
 意識すべきは、「できる努力はした」という自分への
納得感であり、そこから生じる自信こそが
最後に魅力になるのだと思います。



 自信とは自分との戦いに勝利することで得られます。
その意味で私は自分にまだ打ち勝ったとは
いえないのです。そしてそれが自分自身解っているから、
私はまだまだ魅力が足りないのだと考えています。



 やるべきことは、決めたことを1つ1つ
丁寧に処理すること。その連続の先に、
欲していた自信と、得たかった魅力が待っているのです。







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