「変わらない性格と進むべき道」


「変わらない性格と進むべき道」





 人間には性格があります。性格と進むべき道は切っても
切り離せない関係にあります。今回は性格ついて少し書きます。





 人間の性格は2つの側面から決まってきます。




 1つは持って生まれた性格です。
これは遺伝的な要因で、本来もっている性格です。
小さな子供は同じ環境で育てたとしても、
おとなしい子もいれば活発な子もいます。
これはDNAレベルで組み込まれている性格です。




 もう1つは環境の影響を受けた性格です。
例えば、家庭内で強権的な父親がいたとして、
何かと子供をしかりつけていたとします。
このとき、子供は人の顔色を伺う、
臆病な性格になる可能性が高いでしょう。
これは環境の影響を受けた性格です。




 ここで考えなくてはならないことは、
性格は変えることができるのかと言う問題です。
結論から言えば、性格は「変わる部分」と「変わらない部分」が
あります。特に遺伝的な性格を変えることは困難が伴いますが、
環境の影響を受けた性格は、是正がしやすいと言えるでしょう。




 重要なことは「変わる性格」と「変わらない性格」を見極め、
自分の進むべき道を考えると言うことです。



 性格は場所によって有利になったり、不利になったりします。
例えば、不安を感じやすい性格な人は、経理職などの職業は
向いているかも知れませんが、リスクがたくさんある
起業の世界などには向いていないかもしれません。



 もし、自分の変わらない性格と、自分の進んでいる道の
相性が悪かったら、それは大きな損失になるでしょう。
人生は一度しかありませんので、自分の性格にあった道を
見つけ、そしてその性格を活かして行きたいものです。














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