「成功と失敗」
「成功と失敗」
人生は山あり、谷ありです。特に何か新しいことを
はじめたとき、新しい環境に飛び込むときなどは失敗したり、
悩んだりすることがたくさんあるでしょう。
私自身、これまで散々な目に会ってきましたし、
これからもたくさん失敗すると思います。
今現時点でも、うまく行っていることと、行っていない事は、
6対4ぐらいで、しんどい日がよくあります。
ただこれは嫌々ではなく、望んでそうしている面もあります。
すなわち私の青年時代の方針としては、うまく行っていない事が
生み出されるような環境を意図的に作り出すように心がけていると言うことです。
例えば、うまく行っていることが増えて、成長している気がしなくなったら
新しいことにチャレンジして、自分を追い込んでいきます。
そして、何かに挑戦すれば当然のごとく失敗が付きまといます。
そのときは頭を抱えます。しかしその失敗が、次に活かすことができますので、
将来的には大きな成功につながる。使い古された言葉ですが、本当にそう思うのです。
逆に言えば、失敗できない環境と言うのは
ある意味で成功の「種（タネ）」を得ることができないと
言ってもいいのかもしれません。
もちろんあくまでも成功することを目指すべきですが、
成功しようと思ってチャレンジしたら、必ず失敗が付きまとう。
その意味で失敗の大きさや失敗の数は、成功のための
バロメーターなのではないかと思います。
また、成功の源としての失敗である種（タネ）を
種（タネ）→若葉→木→森
と成長させるにはその種（タネ）を育てる姿勢も必要です。
失敗を手にした瞬間、その種を手にしたわけですから、これを育てない手はありません。
水をやって、丁寧に育てていかなくてはなんのために種（タネ）を手に
したのかわかりません。種（タネ）がかわいそうです。
失敗は種ですから、たくさん手にして、それをたくさん育てて、
人生を通して大きな森を作り上げていくことが大事なのです。
私には、過去のわだかまりや、悩み、失敗を抱えて
相談してくれる生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
私自身がそう考えているように、なんとかそのわだかまりや、
悩み、失敗を成功のための種（タネ）として活かし、幸福な人生を力強く
得て欲しいと願っています。
