「コミュニケーションの発達過程とこれから」
「コミュニケーションの発達過程とこれから」
*このブログは極めて読みづらいです(^^;
人間は言語能力を獲得し、その言語を保存する技術を得てから、
飛躍的に社会を発展させてきました。言語のすばらしいところは、
情報を「保存」できるということです。極論すれば、人間は生活に
役立つ情報を「言語によって保存」できたからこそ、今の豊かな社会を
作り出すことができているわけです。
そして、その言語の保存手段として欠かせないのが「文字」です。
文字は永続性があり、その情報を作り出した本人が死んだとしても
残るという特徴があります。
例えば、心理学の分野ではユングという学者がいました。
ユングはすでに亡くなっています、しかしながら、ユングが
説いた教えは今でも学ぶことができます。それはユングの残した
言葉が文字として起こされているからこそ学べるので。
文字には永続性があるということをご理解いただけたでしょうか。
ここで人間のコミュニケーションの歴史をざっくりと考えてみましょう。
(細かいミスはご容赦ください(^^;)
1 非言語的コミュニケーションの獲得
*非言語コミュニケーションとは言語を使わない
コミュニケーション手段です。
表情、身振り手振り、言語を使わない発音「あーとかうーとか」
↓
2 基本的な言語コミュニケーションの獲得
*体系化された言語能力の獲得
↓
3 絵やオブジェによる情報の保存手段の獲得
*石の偶像、壁画などに見られる情報の保存手段の獲得
*情報の中期保存が可能に。ただし、伝えられる情報量には限りがある。
↓
4 文字の開発、紙の開発
*コミュニケーション革命。
これにより人間は生成された情報の長期保存が可能になり、
情報を蓄積させることができるようになった。
文字を残す手段として、当初は堅い壁や薄っぺらな石に
残していたが、紙が開発され、格段に情報を残しやすくなる。
紙は軽いために、世界中流通し、情報が一気に広がるようになる。
5 本、新聞、自然科学などが発展
*紙や印刷技術の発展と共に
情報の保存のルールが画一化していく。
学術書や新聞の書き方がルール化し、
情報の生成能力もさらに向上する
↓
6 写真、動画、録音による保存技術の獲得
*近代に起きた大きな革命。それまでは文字に頼っていた
情報の保存が写真、動画、録音によりできるようになる。
これにより、言語による情報の獲得手段の意義がやや衰退し、
読書量などの低下につながっている。
*写真、動画、録音は文字に比べて、主観性が低く、
客観性が強いという特徴がある
↓
7 電子機器の復旧による情報保存技術、伝達手段の発展
マスメディア、テレビ、FAX、ラジオ、インターネット、
電話、携帯電話、デジタルカメラ、録画カメラの発展
* 情報の保存手段の多様化
情報の伝達速度が加速する
* コミュニケーションツールの多様化により、
近代以降必要とされてきた技術の再構築が始まる。
* 減少 → 読書量、ダイレクトコミュニケーション、紙媒体の新聞、テレビの閲覧
増加 → ネットによる情報収集、インダイレクトコミュニケーション、
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