「奇跡のマック」


「奇跡のマック」





私は仕事上、ノートPCを使うので、喫茶店
電源があるかどうかがかなり重要になってきます。
電源がある喫茶店は、スタバ、ルノアール、マック、
モス、目白のZOKAと言う喫茶店です。
今日も講義書類の整理をしようと、私は地元のマックに行きました。





ここで私は奇跡の体験をしたのです!






早朝と言うこともあり、私はプチパンケーキと言う
190円の小さいホットケーキを頼みました。
店員さんは20歳ぐらいの若い誠実そうな男子でした。
出したお金は200円です。おつりは10円でした。





店員さんは
「ありがとうございます。おつりです。」
と私におつりを渡してくれました。






しかし、このおつり、なぜかずっしりと重い。
このうれしい重さはまさか・・・
目をやると、モチベーションの上がらない
10円玉のどす黒い光ではありません。
それはキラキラと金色に光っています!






そうです!それは500円玉だったのです!
店員さんは10円と500円と間違えて、私に渡してきたのです。





(10円と500円を間違えるか!普通!10円と100円ならまだしも!)




っと頭の中で突っ込みをいれつつ、
店員さんの顔色を伺うと
あきらかにまったく気がついていない!




そうなると私の中の悪魔がこう囁きます。
(ムフフ。。♪これで後でポテトでも食べれるぜい)
っと。。。




しかし、私も一塊の講師です。
普段から生徒さんに「誠実に生きることが大事です!」
と目を血走らせて伝えている以上、悪事に手を染めることもできません。





ちょっと間をおいて、
「あ、あの・・・間違えていますよ」
っと私は店員さんに500円玉を返しました。
店員さんは恐縮しきりでした。。




まあこの「間」が私の人間の小ささを形容している訳ですが・・・
この「間」の長さが人間の大きさを規定するのだと思います。
皆さんは「間」無しにおつりを返すことができますか?!(笑)






それはそうとおつりの間違え方には
様々なパターンがあると思います。
5,000円と10,000円を間違えたり、
枚数を間違えたり、桁を間違えて、
10円を100円と勘違いしたり・・・





しかし、10円と500円を間違えるパターンは
そうそうあるものではないでしょう。
おそらくもう一生こんな体験はできないと思います。
私はこの現象を「奇跡のマック」と名づけまじた。
朝から面白い出来事でした。





今でも、堂々と500円おつりを渡してきた
彼のまじめな顔を忘れることができません。







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