「さようなら私の原点」


「さようなら私の原点」




 今日で目白の事務所とお別れです。
この場所は起業家として2年間過ごした事務所です。
振り返るとたくさんの思い出ができました。




 この2年間、朝8時に起きて夜4時まで仕事をする生活を
続けてきました。事務所に来た当初は寝床が無かったので
毎日毛布一枚でゴツゴツした床に寝ていました。
26歳の青春真っ盛りに、まともな布団も無く、
床にそのままゴロゴロ寝ていました。
春先は結構寒かったです。




 さらにはカーテンもブラインドも無かったので、
新聞紙をガラスに貼り付けて寝ていたのが懐かしいです。
道路の明かりがまぶしくてなかなか寝れなかったのを覚えています。
道路の明かりって意外と明るいんですよ。




 
 食生活は悲惨を極めていました。これは本当に酷かった。
食材を買う時間がもったいなかったので、基本的に
ほとんどコンビニです。コンビにでも弁当とかは時間がかかるので、
仕事をしながらでも出来るものを重点的に買って食べていました。
カップラーメンとか、おにぎりとか、きゅうりとか。
たまに体調がおかしくなったので、そのときは八百屋に行って
みかんとかイチゴをまとめ買いして一気に食べて、
体調をもどす。年中そんな感じでした。当たり前ですが
生活が荒れまくっていたのでほとんど色気の無い生活でした(笑)
 
 

 
 まあ起業家はそんなものだと思ってつらいとは
あまり感じませんでした。つらいと思わなかったのは、
やっぱりこの仕事が好きだからです。1つのことに人生を
かけて猛進できることは本当に気持ちが良かった。




 特に私の業界は、ビジネスモデルも脆弱で、科学的思考に乏しく、
社会的弱者から高額の講座代金を取る会社がたくさんあります。
コミュニケーション能力と言う幅広い解釈が可能な講座は、
下手をすれば、マルチ商法やマインドコントロールと結びつきやすい業界です。
私自身がこの会社を創る前に、どす黒い部分を見てきましたので、
誠実な料金体系を整え、生徒さん自身が「自分の頭で考える」ことを
忘れないように、生徒さん参加型の講座を創ってきました。




 まだまだ問題はあるけれど、2年前に比べれば
生徒さんの数が3倍ぐらいに増え、少しづつだけど
理想が具現化しつつあるようです。



 
 この場所は2年間たくさん失敗して、
たくさん反省させられたけど、
たくさんの素敵な思い出と
たくさんの学びが得られました。


 

 次の事務所での生活はどんなドラマが待っているのでしょうか。
たくさんの仲間達とともに、また1つダイコミュの殻を
破って行きたいと思います。





 なんだか学校を卒業する感覚。
寂しい気持ちと、前向きな気持ちが交錯し、
感慨深いですね。。









 ありがとう。ウイスタリア目白。換気扇がぶっ壊れたままだし、
エアコンもなんだか変な音が鳴っているけど気にしないでね。
そうそう。○っ○な本は次の住民のために、物置の隙間に隠しておくね。
いや。ホントに。







さようなら。
愛してるよ。







旅立ちの日に


http://www.youtube.com/watch?v=incVAnKv-PY&feature=related





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