「2歩進んで1歩下がって2歩進む」
「2歩進んで1歩下がって2歩進む」
僕は元々人と接するのが苦手たった。
元々と言うのは語弊があるかもしれない。
年に数回だけど昔の古傷が疼いて、
ふと人が怖くなるときもある。
そんなとき、痛みをまた再認することができる。
人が怖いと言う理由は人それぞれである。
この心を変えるには、それなりの試練が必要である。
何かをしなくては変われないし、すぐに心が変わる魔法など存在しない。
不安階層表を使い、適度に休みを取りながら、
コツコツ練習をして進まなくてはならない。
試行錯誤の連続。
前に進んだかと思えば、後退し、
後退したかと思えばなんとか前に進んでいく。
2歩進んで、1歩後退して、
1歩進んで、1歩後退して
3歩進んで、2歩後退して
成長はらせん状に。行ったりきたり
しているように見えながら登っていく。
完璧な人間になる必要などない。
平凡な人間であることを認め、
平凡な人間なりに、会話ができるようになればよい。
大事なことはしゃべり続けることではない。
偉い人がそんなに饒舌だろうか?
そんなに喋りがうまいだろうか?
周りをよくみてみよう。虚勢を張る必要はない。
大概の場面ではゆっくりと落ち着いて話せばよい。
まずは肩の力を抜こうではないか。
そして楽しんで努力しようではないか。
大事なことは相手を肯定する心を持ち、
奢らず、謙虚であり、人のために何かをしようと努めること。
そしてそれが相手に伝わるように努力すること。
そしてそれを楽しむこと。
僕は生徒さんのそれを手伝っていきたい。
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