「日記と字」


「日記と字」




 私は小金井市の南小学校で少年時代を過ごしました。
この小学校はちょっと変わっていて、
とにかく文章を書かせることを重視していました。
記憶では小学校2年か3年生ぐらいから、
6年生まで授業の終わりに日記を書かされていました。



 毎日毎日です。南小に通う小学生は卒業までに何冊も日記を書くことになります。
私はなつかしのジャポニカ学習帖を愛用していました。




良い文章を書くと金シール、
まあまあだと銀シール、
やる気がないと赤シール



 をもらうことができました。金シールが欲しくて、
たくさん文章を書いていました。3年ぐらい続けたおかげか、
その後の人生で文章を書くことに対して
抵抗感を持つことなく過ごすことができました。




 しかし、私の字は昔から毛虫が這ったようで
とても人様にお見せできるような代物ではありません。
 保護者面談で「たつし君は字が汚い」と
母親は言われ続けたようです。かあちゃんすまん。



 
 そのためか字の綺麗な人を見ると
ものすごく尊敬してしまうのです。
なんでこんな綺麗な字が書けるんだろう?
うらやましいなと思います。




 ちなみに何の統計的根拠もありませんが、
字と性格について私の勝手な解釈を挙げます。
(冗談半分で読んでくださいね)


・読みやすく整った字を書かれる方 →綺麗好き
・女の子で丸味を帯びた字を書く方 →恋愛体質、ロマンチスト
・小さくて空白が多く、細い字を書く方 →やさしく繊細
・でっかくて太い字を書く方      →性格は真っ直ぐ、リアリスト、スポーツ選手
・おっきくなったり、ちいさくなったりする方 →好奇心旺盛








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