「講座の中での失敗」


「講座の中での失敗」




 歩んできた人生、性格、価値観は人それぞれ。
同じ事を言っても感じ方は人によってまったく変わってきます。
 個人のワークで時間をかけて行うならば、
まずはしっかりとしたアセスメントから入り、
言葉を慎重に選びながら、講座を展開していくことができます。



 
 しかし集団では1つ1つの発言の危険性がとたんに増していきます。
8人がプラスに受け取ってくれたとしても2人は納得がいかない。
そんなリスクを抱えながら講座を作っていかなくてはならない。
これは講師にとって恐怖でもあります。事実何度もミスを重ねてきました。




 だからといって個人指導だけをすれば良いのかと言うと
集団には個人には無い良さがあります。
集団では性格も年齢も性別もバラバラの方が来ますから
対応力をつけることができます。
初対面の人と会話をするのも慣れますし、
ビジネス系であれば緊張感のある状態で話す練習にもなります。




 個人練習では実際に友人を作るのは外部でやらなくては
なりませんが、集団ではダイレクトに友人ができる。
個人だと会社を存続させるためにある程度高額にせざるを得ないですが
集団であれば安く抑えることができます。




 そんなこんなでダイコミュは今のところ集団が中心なのですが、
集団には集団の難しさがあり、色々と失敗もするわけです。
堪えるのは良かれと思ったことが、逆の意味に取られてしまったとき。
そうして生徒さんの信頼を失ったり、迷惑を掛けたときは落ち込むのです。




 ただし落ち込んでいるだけではなんらの社会貢献もできません。
真摯に向き合って、より良い講座を作り報いる。
そうして一つ一つの経験を大事にしたいと思うのです。

 

 
 


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