「理解」
「理解」
僕は君に興味を覚える
僕は君を理解したいと思う
僕はその欲求に従い君にたくさん質問をする
君は少し大変そうだけど質問に答えてくれる
僕は君を知れば知るほど好意を持つ
僕の一方の側面はまた別の欲求を抱えている
僕は君に理解されたいと感じている
とたんに僕は心配になってくる
君は僕を理解したいのだろうか
僕が君を理解たのと同じぐらい
僕は君に理解されたい
質問を終えた僕は、君の質問をじっと待つ
てくてく歩きながら質問を待つ
だけど君は周りの景色を見て感嘆するばかり
景色の美しさについての同意を僕に求めてばかり
「僕自身」への興味がないのだろうか
君は「僕自身」についての質問をしてくれない
僕は何でも答えるつもりなのに
僕はとても寂しい気持ちになる
それは君の照れ隠しなのだろうか
それは君の僕への無関心の発露なのだろうか
僕は怖さから逃げるように再び君に質問をする
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風邪を引いたときに布団の中で書いた詩です。
好きな人がいるときの気持ちを思い出して書いてみました。
自分が好きな人が自分に興味を持ってくれているかは
気になりますよね。そんな切なさを表したつもりです。
春です。皆さん恋していますか〜
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