「時間感覚」
「時間感覚」
人間は別個の脳を持っているから世界の感じ方はそれぞれ違う。
時間に関しても、おそらく感じ方が違うはずである。
同じ1秒でも、早く感じる人もいれば、遅く感じる人もいる。
微妙なチラツキがある。
人間だけでなく、虫や動物も時間を感じているはずである。
特に虫に関しては複眼を持っているため、時間の感じ方が人間と違うらしい。
例えばハエをたたこうとすると彼らは容易に逃げていく。
虫は私たちが感じている以上に一秒を長く感じているのかもしれない。
人生を80年とすると、同じ80年でも
あっという間に過ぎ去っていく人もいれば
とても長く感じる人もいるだろう。
太陽がない無機質な部屋にいると
人間は１日を25時間として認識すると言う実験があったりする。
これはあくまでも生態的な実験であるが
心理学的な見地から解釈すれば人間は
つまらないことをしていると早く時間が
過ぎているように感じるのだと思う。
そう考えると
楽しいことや嬉しいことが続く毎日な人は
時間が早く過ぎていると感じ、
つまらないことやつらいことが多い人は
時間を遅く感じるのかもしれない。
逆ならいいのにと思う。
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