「読書」

「読書」


 
 専門性を高めていく上では学術論文を読むことが
とても役に立ちます。というより専門家のスタートが
論文にあるといっても良いかもしれません。
ただ論文はなんと言うか本気モードにならないと
頭の中に入ってこないので読んでいると疲れます。
 

 ですので一般書や学術書は私にとってはおやつというか、
ちょっとしたコーヒーブレイクだったりします。
今週はある程度時間が取れたのと、頭を休めたかったので
本を買い込んでひたすら読書していました。


 私が本を買うときは大体
経営関係30%、心理関係50%、
小説10%、漫画10%といった感じです。




*今週買い込んだ本




 経営関係の本はどちらかというと啓発系の本が多く、
先人達からモチベーションをもらうために読んでいます。
 心理系は学術よりで軽い本はあまり読みません。
論拠として使えないと時間の無駄なので。
小説は適当です。あんまり好みはありません。
漫画はカイジとかナニワ金融道とか、
ドロドロしたのばかり読んでいます。



 私は自分で言うのもなんですが、
本を読むのは早いと思います。
基本飛ばし読みしまくるのでとにかく早いです。
重要なところだけガーっト線を引いて、
一回転したらもう一度線を引いたところだけ読み返します。
そのあと講義でつかえそうだったら自分で
説明できるように問題集を作ります。  


 
 心理学の世界に長く(?)いると
この世界の内情が分かってきます。
心理学を学んで分かってきたことは
「人間の心はよくわかっていない」
ということがわかってきました。逆説的ですが。
わからないことがわかってくる。


 よくわからないから心理の世界は仮説がほとんど。
確実なものなどほとんど無いのです。
それが私の素直な感想です。
よく心理学を勉強している人は
人のことがよくわかると勘違いされますが、
「人がわかる」というのは「宇宙がわかる」
と同じぐらい深遠なことなのだと感じます。


 もちろん何も分からないわけではなくて、
宇宙に月や土星や銀河やブラックホールがあり、
膨張していたり、空間がゆがんでいたりするのと同じレベルで
人の心の傾向とか、こうこうこういうことすると
こうなりやすいよということは分かるのですが、
あくまで傾向というか、まだまだ分からないことだらけなのです。



 特に私は人間の「雑談」について今研究をしていますが
雑談なんてものはほとんど誰も研究したことがない。
こんなに世の中ありふれたものなのに。不思議ですね。



 さらに会話について改善するような
統計的な論文もほとんど皆無です。
会話なんて誰でも日常的にやるのに何で
研究が無いんでしょう。不思議です。


 

 それはそれとして、地元の喫茶店
半日ぐらいコーヒーを飲みながら
ゆっくり本を読む時間があると、
贅沢というか、なんというか、
こんなことしていていいのかというか、
でも充実しているというか・・・



 そんな気持ちになるのです。






 
 





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