「精神疾患講座」

精神疾患講座」



 先週の土曜日は精神保健福祉士である
鈴木先生精神疾患講座でした。
25名の生徒さんがいらっしゃって
活気のある雰囲気でしたね!!


 自閉症アスペルガー障害、ADHD
学習障害社会不安障害などを全体的に俯瞰して、
その対応策も講義で習いました。



   右上に立っているのが鈴木先生です↓



 最後にビックファイブ診断とバームテストを行いました。
内容としてはかなり真面目でしたが
皆さんいかがでしたでしょうか。


 
 精神疾患現代社会では病として
解釈されていますが、それが良いとか悪いとか
そういったものではありません。



 時代が変われば病でなくなってしまうかもしれませんし、
気質的に落ち込みやすいことがプラスに働いて
すばらしいパフォーマンスを残す人もいます。
偉人の多くがうつ病にかかっていると言う調査もあります。
精神疾患はある意味で人間の多様性を表す基準にすぎず、
たまたま現代社会ではうまく適応できないだけであって、
それが良いとか悪いとかではないのですね。



 私自身は社会不安障害になったことがあります。
視線恐怖と表情恐怖を併発して、人と話すと全身に電気が
走ったような感覚になり、冷や汗がダラダラ流れるような時代がありました。
家族とすら会話を拒否していた時期も長くありました。



 精神疾患に罹っている時は
出口の見えないトンネルの中にいるような
感覚を覚えると思います。慰められても癒されないし、
共感もされない、孤独で、寂しくて、暗い顔をしている
自分も見られたくない。無理して笑顔を見せるのも疲れます。


 
 人の態度や言葉にも敏感になります。
こんなに楽しそうな人たちがいるのに
俺はなんて惨めなんだと思ったり、
冗談をまともに受けることができず、傷ついたり、
時にちょっとしたことで攻撃的になったり。




 ただそのような時代があったからこそ
人間関係に興味をもって 今の仕事にめぐり合えました。
また自分自身と会話をする時間が長かった分、
自分なりの考えを熟成させて
アイデンティティを確立させることもできました。
人生はどう転ぶのかわかりません。



 精神疾患は種類にももちろんよりますが、
簡単に治るものではありません。
治すというよりも付き合う。
ゆっくり付き合って、
つらいときはゆっくり休んで、
ちょっと元気があるときは
できることからコツコツ前に進んでいく。



 そんな心構えが大事なのかなと
考えています。

  




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