「修士論文仕上」

修士論文仕上」



 去年1年をかけて調査をして書き上げた論文の提出日が13日です。
あと一週間なのですね。。。この論文を書くにあたっては本当に苦労しました。
なんと言っても手間の多さです。



 私の研究は講座の効果測定を統計的に分析するものでした。
そのため、1クラス3回調査をしなくてはなりません。
さらに1クラスだけでは数が足りないので、
4クラスに対して調査を重ねなくてはならなかったのです。
生徒さんにも本当にお世話になりました。



 さらに講座の効果を計るためには、
「講座に参加しない人」の特徴も把握しなくては
ならないために、全く講座と関係ない方にもお願いして
何度も質問紙に答えて頂きました。



 数え切れないほど調査調査調査!!!!
分析するためのデータを集めるだけでも
相当な時間を使いました。
それでも協力してくださる方が
たくさんいたからこそこの論文は書くことができました。
感謝の一言です。

 
 

 現実問題としては、会社の仕事もたくさんありました。
しかしなんとしてもこの論文を仕上げたかったので、
色々なプロジェクトを停滞させて、
研究に時間を割いてしまいました。
結果的に成人の研修の効果を統計的に分析した研究としては
ほとんど前例が無い物が仕上がったので納得行く出来になりました。
穴はたくさんあるんですけどね。


 
 この論文を書くにあたっては
渋谷先生と西川さんにかなりお世話になりました。
西川さんは博士課程にいらっしゃる先輩なのですが、
本当に研究が好きな方で知的好奇心が半端じゃない。
何を聞いても研究についてきちっと答えてくださる。
個性的な先輩でゼミをいつも明るくしてくれました。



 心理の院は本当に面白かったです。
一般的な生活をしているとなかなか
学術的な討論ができないものですが、
院に行けば研究者ばかりですから深い議論ができる。
経営者としての時間を削ってまで
院に通っていたことが会社にとって良かったのかどうかは
わかりませんが、それでも知的好奇心は大きく満たされた気がします。




 あとはこの経験をどう現場に活かしていくかですね。
来月あたりからメルマガを書こうと思っています。
面白い論文をたくさん読んで来たので
一般の方にもわかりやすく解説していきたいと思います。
良かったら読んでくださいね!
 







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