「色と世界の解釈」
「色と世界の解釈」
私はコンタクトをつけている。
コンタクトをはずす時は目を直接触ったりしてしまう。
目は意外と堅く、丈夫にできているように感じる。
毎日お世話になっている目について考えてみる。
そういえば、目と言う器官を通じて私は日々生活をしている。
世界を見ると「色」がある。その織り成す色が1つの統合された
世界として処理され、画像として認識している。
色は実は脳が解釈しているに過ぎず、
赤とか緑とか青が絶対的に存在しているわけではない。
あくまで人間が波長の変化を捉え、
そう解釈しているだけである。
目の中にある網膜に錐体があり、これが波長の強さに
よって青、赤、緑の三種類に識別し、
その情報が後頭葉に送られ、画像として処理される。
脳の進化の仕方が違えば、
多分世界の景色は全く違う物になる。
なんだか不思議である。
私達は世界を「正確」に見ることはできない。
私は食べ物に目がないから、町を歩いていれば食べ物を
「選択的に知覚」してしまう。動物が好きだから、
犬やらネコやらがいると「選択的に知覚」してしまう。
以前、今は今でないというブログを書いたことがあるが、
今見ているこの世界は既に遅れた世界である。
その意味で「今」を正確に見ているわけではない。
http://d.hatena.ne.jp/kawa-direct/20100630/1277929129
今見ているものは相当なバイアスがかかっている。
それは確かだ。では「確かな世界」を見るにはどうすれば
いいのだろうか?それは脳と言う器官を通している以上、
不可能な作業である。
それぞれの世界の解釈はそれぞれの人の脳に
依存して、その数だけ微妙にズレた世界の数がある。
人間だけでなく、虫が見る世界、動物が見る世界もそれぞれ違う。
なんだか面白い。
1つの妄想であるが、私はちょっとだけ脳を取り替えて、
それぞれの世界を見てみたいと思ってみたりする。
実家で飼っていたハスキーのレナちゃん、コーギーのハルちゃんは
どんな世界を見ていたのだろうか。
数学の学者は世界をどのように見ているのだろうか。
キャバ嬢はどんな世界を見ているのだろうか。
自閉症を抱えて苦しんでいる方はどのように世界を
見ているのだろうか。気持ちを理解するために見てみたい。
それは不可能であるが、そう思うのである。
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