「性別」 - ダイレクトコミュニケーション講師　評判　ブログ2013

「性別」

　
　街中を見ていて思うのだが、
世の中は大体半分半分で男と女である。
当たり前のことだがすごく面白い。

　例えば池袋を歩いていると、大体半分半分である。
誰もそんなルールを作っているわけではないのに。
「男と女は半分半分でなければならない」
なんて社会的に決められているわけではないのに、
空気があるかのごとく所与の仕組みである。
DNAは神秘的である。

　男と女は体つきや性格に違いがある。
だけど近い部分もあって言葉は通じるし、
どういうわけだか、男は女を好きになるし、
女は男を好きになる。

　
　原則としては男は男を好きにならない。
例えば私は向井理に抱かれたいとは全く思わないし、
むしろ抱かれたら気持ち悪いが、
女性は少なくとも統計的には
抱かれたいと思うらしい。

　
　同じ人間であり、言葉も通じるのに、
まったく別の対象を好きになる。
おもしろい。

　女子は自分の写真を撮りたがる傾向にある。
「かわいい」かどうかは女子にとって非常に重要である。
多くの動物の場合はオスの方が派手なのに、
人間は女子の方が派手である。
女子は自分のかわいさをいつも確認する。

　私など自分の写真をとっても、
量産型の男が写っているわけであり、
自分の写真を撮ろうと全く思わない。
むしろ自分の写真をみるとぶさいくで萎える。

　例外として、私の親友のKは自画取りが好きで、
携帯にキメ顔を撮って「どれがいいか？」と私に聞いてくる。
いい加減にしていただきたい。

　生活のあり方について考えてみる。

　基本的には男性側が生活の基盤を整え、
それを女性が支える役割を担う場合が多い。
社会的には男性が女房子供に
飯を食わせないと同義的責任を問われる。
今の時代の男子にとって「甲斐性なし」は仕方が無いにせよ、
なかなか開き直れるものではないだろう。

　人間だけでなく別の性別の違いも面白い。
例えばアンコウという生物において、
オスは完全にヒモである。

　アンコウはメスの方が圧倒的にデカイ。
オスが2センチぐらいなのに対して、
メスは40センチぐらいある。

　オスはある程度大きくなってから、
メスに出会うとなんとお腹に噛み付くのである。
そして、喰らい付いたら最後、
　もう離さないのである。
離さないどころか、完全に一体化すべく、
メスに寄生してしまうのである。

　寄生するわけだから、
オスは一切仕事をしない。
メスのお腹にくっついて、管のようなもので
メスの体から栄養を吸収してしまうのである。

　人間であれば、お父さんは平日は会社で稼いで、
土日はゴロゴロするものだが、
アンコウのお父さんは毎日日曜日である。
ゴロゴロして一切動かない。家事しない。
「ご飯まだー？？」
と言っているだけである。

　そして最後は寄生したオスは段々と退化していって、
もはや呼吸すら行わなくなってしまうのである。
もはや深海に漂う完全体のニートである。
　

　ハエにもオス、メスがある。
ちゃんと恋愛して、お互い愛し合って
子孫を残している。ハエのオスはメスを
「かわいい」と思うのだろうか。

　どこをどう解釈して「かわいい」と思うのだろうか。
「あの触覚の曲がり具合がかわいい」
とでも思っているのだろうか？

それとも
「ホバリングの加速が早くて好み」

　とでも思っているのだろうか。

　理解に苦しむがきっとそう思っているに違いない。
ハエ叩きで瞬殺されたメスのハエを、
実は慕っていたオスのハエがいたかもしれない。
名前は「トミコ」年齢7日だったかもしれない。
かわいそうなトミコ。そして、大事なトミコを
殺されたカズオ・・・

　皆さんはきっとカズオにうらまれていると思います。
カズオに謝ってください。

　話しが脱線してきたので。

　この辺で終わる・・・

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