「信じること」

「信じること」

人を信じることはとてもこわい

信じて裏切られたらとても傷つくから

だから疑っていたほうが
楽かもしれない

疑っていれば

大事な誰かがいつかいなくなっても

傷つかずに済むから

信じることはとても疲れる

どうせあなたもどこかへ行ってしまうと

斜めに構えていたほうが楽かもしれない

だけどどこか僕の心は満たされない

いつも疑いながら話しているから

僕はその人といることを心から楽しめてはいない

心は自然のように

季節があって姿を変えていく

僕を求めていた彼や彼女の随分は

いつの間にか僕を必要でなくなったのか

興味をなくしてどこかへいってしまった

変わって行く心を

「変わらないでって」

懇願してもしょうがないのかな

移り変わる自然を受け入れていきていくように

移り変わる四季を楽しむように

夏が終わったら寂しいけど

目の前にある秋をまた楽しめるように

瞬間瞬間、

目の前の人間関係を楽しめるようになれば

例え大好きなだれかが何処かに行こうとも

目の前にいる誰かを大事にできれば

目の前にいるだれかに目を向ければ

成長できたことになるのかな

人と接することが怖くなくなるかな

人を信じるということは

永遠に僕のそばにいてくれることを

信じるということではなく

今目の前にいるその人との

瞬間を大事にして

瞬間を大事にして

その豊潤な時が過ぎたら

過去の彼や彼女に感謝し

また再び目の前に現れた

誰かとの時間を大事にいくていく

信ずるということは

そういった人間関係の四季を楽しむんだと

楽しめる自分なんだと

信じることなんだと思った

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これは対人恐怖症から
脱却しつつあるときに書いた詩です。
22のときの詩ですね。

人間関係は流動的でずっと関係が続くわけではない。
仕事の移動であったり、引越しであったり、
価値観が変わってきて離れていったり。

見捨てられ不安の強い私は
誰かがちょっと相手をしてくれなくなったり
するだけで不安でしょうがなく、寂しい思いをしていました。

そういったときに
どうせ人間はどこかへ行ってしまうと
自暴自棄になっていたことがありましたが、
段々とそういった人間関係の流動性を受け入れるようになりました。

誰かがどこかへ行けば、
また新しい誰かがそばにいてくれるものです。
そんな出会いと別れを四季のように
感じ取れる感覚が身につくと人間関係が楽になっていきました。

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前回は雨で流れてしまったのでリベンジです（笑）

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