「ハードルを上げず・小さな成長を認識する」



「ハードルを上げず・小さな成長を認識する」





 コミュニケーションに関する努力をするときに
うまく結果を出す人と、挫折する人の違いはいくつかありますが、
特に「ハードルを上げない」「小さな成長を認識する」
ということが大事だと感じます。





1.ハードルを上げないこと


 挫折する人は、不真面目なわけではなく、
逆に目標意識も高く、とても真面目で、
努力家であることが多いです。
それはとてもすばらしいことではありますが、
総じてそれがオーバーヒートしてしまい、
過剰な目標設定に繋がっていることがあります。

 
 
 例えば過剰な目標設定をする方で、
その方が会話の苦手だったとしましょう。
この方は飲み会に出たとき、



「今日は周りの人の会話に参加して、
 楽しく、明るい自分を演出しよう
 周りから良く見られるように気遣いしよう」



とたくさんの条件を設定していきます。
しかし、よく考えれば苦手な状態から
そんな目標を立ててもうまくいく可能性は高くはありません。
その目標に苦しめられ、結果的に会話が楽しめず
疲れ果ててしまいます。




 対して、うまくいくひとは、
目標設定の仕方がうまいのです
(メンタル講座で学びますが)。




「今日は飲み会に参加できればよい。
 話せたら御の字だが、まあそこまでは求めない。
 できることはあせらず少しづつ増やしていこう」



と適度な目標を設定します。
そしてその目標は身の丈にあっていますから、
実際に結果が出てきます。結果が出ると自信がついてきますから
もう少し高い目標を次に設定することができます。



 実際に自分の想定した範囲内の結果が出るというのは
大事なことで「自己統制感」を高めることができます。
自己統制感とは「自分の人生は自分で切り開いていける」
というような感覚で、この感覚がないと抑うつ傾向が高くなるなど
心の問題が出てきてしまいます。
目標の立て方1つで心の余裕は随分変わってきます。





2.成長を認識する力を持つ


 コミュニケーションで苦手な人は、
自分自身が成長していることに気がつかない方が
多いと感じます。先の例でいくと、いつもは飲み会から
すぐに帰ってしまっていたのが、今回は参加できた。
それだけで最初のステップとしては充分すぎるほどの成長です。



 しかし、それに気がつかず、「今日は会話がだめだった」
という点のみに着目し、自分ができたことを見失ってしまいます。
「飲み会に参加はできる」というスキルを獲得しているにも
関わらず、それを見失ってしまうのです。



 自分が獲得したスキルを認識できなければ
自信もつかないですし、それを次に選択的に
使っていくこともできません。





「自分のダメなところ」を探す視点も時には必要ですが
「自分の長所・成長できたところ」を探す視点を持った上で
のダメだしであってほしいなと思います。









 
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