「じいちゃんの詩」



「じいちゃんの詩」







タンボウリマス
ハデワシ
ワタシ
ガキツキノカカア


カブト山 マルゴト


ミョウガダニ
ガリダニ


ゴロクトソエマス
ガガポッポウ








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先日鳥取の倉吉に帰ってきました。
茅葺屋根の昔ながらの田舎です。
母屋には昔から祖父の詩が飾ってあって、
帰る度に何度も読んでしまうぐらい、
とても気に入っています。



祖父は小学校と中学校の国語の先生を
していて、校長先生もしたことがあります。
国語の先生らしく、本棚には鴎外や宮沢賢治古事記など
古い本がところ狭しと並んでいます。
鳥取県の昔話の編集なども行っていて
いくつか本も出しているみたいです。


そんな祖父の書いた詩ですが、
なかなか面白い。今はもう死んでしまったので
真意を知ることはないのですが、
私なりの解釈をしてみました。



タンボウリマス
アデアシワタシ
(家の周りにある葦や草)
ガキツキノカカア


カブト山マルゴト


ミョウガダニ
ガリダニ
(家の前にある谷
 私有地らしい)


ゴロクトソエマス
(梟の仲間)

ガガポッポウ




田舎の暮らしはとても苦しいものです。
昔は子供もたくさんいたので苦しい時期も
あったのだと思います。
そんな時は全てを投げ出してしまいたくなることもあるかもしれません。







しかし、そんな苦しい生活の中でも
運命を背負い、目の前にある大自然や愛する家族と共に、
笑って一生懸命楽しんで生きていきますよ。
という深い愛情を感じます。




子供のときは変な詩だなあ。
かあちゃん(ばあちゃん)を売り飛ばす
だなんてばあちゃん怒らないのかな。
と不思議に思っていましたが、
今はなんだかこの詩の意味がわかる気がしています。
この詩を読むたびに、適切な日本語が思い浮かばない
とても不思議な気持ちになります。




ちなみに
ゴロクト
とは梟の一種で



「ゴロクトホーセン」



とはっきり鳴くそうです。
田舎に何度も帰っている私もこの鳴き声は
聞いたことがありません。
いつか聞いてみたいな。




 


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