「ハマリ」

「ハマリ」




 私は22歳から24歳までメーカーと商社の
間ぐらいの会社でサラリーマンをしていました。
環境系で計測器を扱っている会社です。
とても真面目な業種だったので
やりがいもあって楽しかったのを覚えています。
サーモグラフィとか風速計とかいじっているだけで
とても面白かったです。



 その会社は中国との取引が盛んで
私はよく出張に行っていました。
現地では会社ができたばかりで経理の処理や
お金の流れを把握する仕事を主にしていました。
んで、中国の会社が広州にありまして、
マカオが近いので現地の中国の会社員に
遊びにつれて行ってもらってました。



 そこでカジノに初めて行ったのですが、
なんというかラスベガスのような優雅なイメージとは
違って場外馬券上のような感じで、
中国の現地のおっちゃんたちが目を血ばせらせて
賭け事に乗じておりました。
庶民向けのレートが安いカジノに行ったのもあると思います。



 バカラとかポーカーとか色々ありましたが、
あんまり詳しくないですし、押し引きのコツがよく
分からなかったので私はルーレットをやりました。



 ルーレットはとても単純で
赤と黒を充てるゲームです。
ぐるぐるボールが回ってコロンと赤か黒かに入るのを
充てるとてもシンプルなゲームです。



 んで3時間ぐらいダラダラと小額を
かけていたのですが、定期的に必ずといっていいほど
ハマリが起こるのです。



普通はこんな感じです。



赤黒赤黒黒黒黒赤赤黒赤黒黒



これぐらいだったら確率の範囲ないだなあと感じるわけですが、
ずっと続けていると大概こんな現象が起こるのです。



黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒赤黒黒



50%の確率でも必ずどこかで
偏りが起こります。
ひどい時は16回連続で黒という
現象も見ました。



黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒


です。なんだかこのルーレットというゲームを見ているときに、
仮にチャレンジして成功するか失敗するかの確率が
50%だったとすると、




失敗失敗失敗失敗失敗失敗失敗敗失敗




という「ハマル」現象もわりと起こることなんだなと感じたのです。
50%ですよ!わりと勝てそうな良い確率ですよね。
それでも上記のようなことは起こることなのだと思います。




もしそれが自分にとって少しきつめての目標を
立てる癖があったとして仮に成功する可能性が
いつも30%ぐらいのものを頑張ってやる癖があるとすると、
もっと失敗の語りよりは大きくなるはずです。




そのとき感じたのが
何が言いたいのかというと、
人生においては失敗が続く時期が必ず来るということです。
それなりに成功しそうなものでも、
うまく行かない時期がある。




そんなときに、それを大きな目で受け止めるといいますか、
納得いかねえ〜と感じつつも、それを人生を通せば
そんな時期もあるかなと受け止められるようにしたいものです。









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