「勝負の年」 - ダイレクトコミュニケーション講師　評判　ブログ2013

「勝負の年」

　会社は経営者次第で180度成果が変わってきます。
ダイコミュは今年8年になります。
私は8年間、ほぼ365日仕事をしてきました。
自分の実力は出し切ったと思います。
だから、今のダイコミュの会社に納得感はあります。

　いいとか、悪いとかではなく、素直に、
これが自分のやってきた結果なんだと・・・
それは素直に受け入れられるのです。

　起業するときに私の頭の中には
爺さんになるまでの計画がありました。
だから８年後のダイコミュのデザインもありました。
達成したものもあれば、未達のものもあります。
だから今のダイコミュの状況が
成功とか、失敗ではうまく形容できません。

　ですが自分自身には納得していると言いますか、
経営者として自分の力の及ぶ範囲内では
頑張ってきたと思います。

　会社の経営はやはり孤独です。舵取りを一歩間違えれば、
すぐにでも社会から必要とされなくなってしまいます。
私のような小さな会社でも、大きな会社でも
その恐怖感というのは同じでしょう。

　8年経営をしてきて、本当にたくさんの苦労がありました。
ユニクロの社長は１勝９敗と言っていましたが、
私は１勝するのに50敗ぐらいしていると思います。
体感的にはそれぐらいなものです。

　失敗が続くと精神的に苦しくなります。
なんというか、薄暗い出口の見えないトンネルに
入ってしまったというか・・・

　ですが、どんなに長いトンネルでも、
自分の仕事を愛していますし、
人間が人間として幸せな人生を歩むために
本当に必要な会社だと確信しているので、
先に進む勇気は絶えずあります。

　私は今３１歳です。まだ経営者としては若いといわれる年齢です。
ですが24から考えるともう既に8年も経っています。
頑張ってあと40年仕事をするとしても、
今まで積み重ねてきた8年を繰り返せるとしても
あと5回しかないわけです。人生はとても短い。

　人生は1度しかありません。
私は日本という安全で、気遣いができる人が暮らして、
真面目で自然が豊かなこの国が大好きです。
ですがこの国は今ちょっと元気を失っていて、
自殺をする人がたくさんいて、社会全体が
コミュニティを喪失して、心の問題を抱える人が増えています。

　死んだ爺さんの世代は文字通り命をかけて
国を守ろうとしてくれました。もっとさかのぼれば、
私の祖先は農民だったと思いますが、
何十万回と桑を土に振り下ろして、
食べるものを作り、つなげてくれた命です。

　
　そうしてつなげてくれた命です。
一世代一世代の先祖達は様々な知恵をこの世の中に
作ってきてくれて、だからこそ今はご飯に困ることのない
生活ができています。

　そして祖先の方がつなげてくれたように、
形は違えど、桑を振り下ろすような気持ちで
自分の責務というものを果たして行きたいと考えています。
ダイコミュを最高の会社にしたいんです。
生徒さんが、自分の力で幸福を掴み取れるような
力をつけることができる会社。
暖かい人間関係があって、だからと言って、
それだけで完結するのではなく、コミュニケーションについて
正しい理解と知見を高めることができるような会社。

　今年はダイコミュ勝負の年なんです。
麻雀で例えると、やっとテンパイをして
リーチをかけれるところまできました。
リーチをかけることにはリスクが伴うけれど、
でも信じてリーチをかけたいと思います。
うまく行けばいいな。一発でツモりたいけど・・・
どうなるかは分かりません。
まあ簡単にはいかないと思うので、
右往左往するでしょう。

　でも最後はきっといい結果が待っているはずです。
私は頭があまりよくありませんが、
それだけはわかるんです。

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