「母性、父性」
「母性、父性」
女は総じてやさしい。
生まれ持った母性があり、
弱きものを助けると言う基本的な
本能を持っている。
男はくじけ、心が弱ったとき、その母性にすがる。
助けを求める。母性はそんな弱い心をやさしく包み込む。
どんな屈強な男でも、どんな心の強い男でも、
圧倒的な母性の前に彼らは童心に回帰する。
いかに女と言う存在が男にとって大きなものなのか。
ほとんど神がそこら中に歩き周っているぐらい、
男にとって女は崇高な存在なのである。
男は女を敬い、大事にしなくてはならない。
それに対して、男は何を持っているのか。
男が持っているのは父性である。父は厳しい世の中の
競争原理にさらされ、その上でたくましく生きる。
母性がやさしさであるとすれば、父性はたくましさである。
女は男にたくましさを求める。厳しい世の中を
生きていくにはたくましさが必要である。
男がいなくては厳しい世の中を生きては行けない。
女はたくましく生きる男を敬い、大事にしなくてはならない。
女を馬鹿にし、男を馬鹿にする事は
許されざるべき態度である。
男は心底、女に感謝し、敬うべきである。
女は心底、男に感謝し、敬うべきである。
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