「人間関係は技術(スキル)から変えてみる」


「人間関係は技術(スキル)から変えてみる」




コミュニケーション能力を高める上では、
技術(スキル)と心理の両面の改善が必要となります。
(かなりおおざっぱな分け方ですが)




「技術(スキル)」とは、

例えば対人関係で好ましい、話題の展開の仕方、
質問のしかた、表情の作り方、発音、話し方の癖


などを意味します。





これに対して、
「心理」とは、


人と話していて嬉しいといった感情や、
楽しいといった感情、
つらいといった感情、
悲しいといった感情を



意味します。





例えば、笑顔を作ったとしても、心が笑っていなければ
コミュニケーションは迎合的で苦しいものとなります。
また、心が笑っていたとしてもそれを相手にうまく
伝えることができなければ、相手にその気持ちが伝わる
ことがありません。そのため、最終的にはどちらの能力も
必要となります。




どちららが改善しやすいかといえば、技術(スキル)の改善になります。
技術(スキル)は、物理的な動きですので、野球やサッカーを
練習するのと同じで練習すれば、ある程度のところまでは
大概の人が改善していきます。これに対して心理の改善は、
長年の積み重ねもあるので時間がかかります。





そのため、最終的には両者の改善を目標としつつも、
人間関係に関するコミュニケーション能力を高めるには、
ある程度技術的なことを覚えていくことをお勧めします。
例えば多少心とは違っても、前向きに笑顔を出していきます。
それは多少違和感があっていいのです。




 そうした技術(スキル)での変化は、
実際に環境の変化をもたらします。
例えば無理に、笑顔を作っていたとして、
周りから、「笑顔が素敵だね」と言われたとします。
それはとても、嬉しいことですので、心も変わって根っこの
部分から笑顔が作れるようになります。




例えば私は生徒さんに、挨拶はまず自分からとお伝えしています。
コミュニケーションに対して奥手な方でも、積極的これを続けていれば、
周りからは肯定的な言葉をもらえるでしょう。



「挨拶がきちんとしえいるね。」
「げんきだね」



 といった言葉をもらうと、嬉しいです。
その成功体験から、挨拶をすることに喜びを覚え、
本心から先に挨拶ができるようになっていきます。





 また、環境の変化だけでなく、技術(スキル)の変化は
直接心理的な変化をもたらします。
心理学にはフィードバック効果と言う理論があります。
フォードバック効果とは、笑顔でいれば、心も笑顔になるという理論です。
人間の心と体は密接につながっていて、
顔が笑うと、心も笑うようにできているのです(限度はありますが)。




すなわち、技術(スキル)の変化は、環境の変化を呼び起こし、
その環境の変化に対しての経験則から、心も変わっていきます。
また、フィードバック効果により直接心を変える力も持っています。




ある意味で、心がこもっていなくても、とりあえずはやってみる。
コミュニケーション能力を高めのは試行錯誤ですので
講座で習ったことは違和感があっても色々試して見ましょう。








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