「やりたいことの見つけ方」



「やりたいことの見つけ方」




やりたいことを見つけるということは
アイデンティティの確立につながります。


アイデンティティについては下記URL参照)
http://www.direct-comm.com/skill_kokoro-kara3.html



多かれ少なかれ、やりたいことを見つけるという課題には
誰もが10〜30代に立ち向かうものです。
学生であれば就職活動の時期かもしれませんし、
社会人であれば転職に迷う時期かもしれません。




10代から30代の生徒さんが集う私の講座でも、
「自分自身がどういった人生を歩みたいのかわからない」
と深く悩む生徒さんがたくさんいらっしゃいます。
これは人が成長していく上で誰もが通る道ですので、
心が育っている健康的な証拠です。






では、どうすれば、やりたいことは見つかるのでしょうか。






ただ、1つ言えることは、基本的には「やりたいことは待っていても見つからない」
ということです。やりたいことは天から降ってくるものではなく、
日々の生活の中から能動的に探し出さなくてはなりません。






やりたいことは人生を真摯に考え、過去を振返り、
自分の性格と向き合い、社会知り、能力を見極め、
現実と向き合うことでやっと見つかるものだと思います。
それはとても大変な作業です。私自身、「コミュニケーション」
と言う答えを出すまでには2年間ほど頭がパンクするほど悩みました。




心がけることは、「やりたいことを見つける時間を作ること」です。
まず、「やりたいことをみつけよう」と決心しない限りは
大きな時間の流れに巻き込まれてしまいます。
やりたいことを見つけるには、いつも見ているテレビを消して、
いつも読んでいる本を読む時間を削る必要があるかもしれません。




そしてやりたいことを見つける時間を捻出したら
「やりたいことを見つけよう」ともがくことです。
例えば、学生であれば、村上龍の13歳からのハローワークを見ても良いですし、
リクナビを見て、自分に合いそうな会社を徹底的に探すのも良いでしょう。
図書館に行って、自分の好きなジャンルを探して、そこから
自分が何に興味を持っているのか分析するのも良いでしょう。




既に会社に勤めている方で、今の仕事に情熱をもてないけど、家族を養っている
と言う現実がある方であれば、趣味の世界でやりたいことを探すのも良いでしょう。
昔貧乏した方ならば、お金持ちになりたいということにしても良いと思います。
とにかく、やりたいことを見つけることです。




 
目的もなく盲目的に英語の勉強をしたり、
SPIの点数を上げようと思うことは、
時間がとてももったいないと感じます。人生は一度しかありません。
自分を血統書つきの人間にする前に、自分自身が
まず何をしたいのかを明確にしなければ、
一体何がしたいのか解らない人間になってしまいます。
人生を貫く哲学を持ちましょう。
そういった哲学は自信となって自分自身を助けてくれます。





人生の目標が決まったら、次に自分が本当に何をやらなくては
ならないのかが見えてきます。その上で英語が必要なら
英語を勉強すれば良いと思います。重要なことは、まずはじめに
人生の指針を持つことです。行き先が決まらなければ
どこへもいけません。自分自身がどこへ行きたいかが
決まれば、あとは進むだけです。そして行き先へ進もうと
しているときはアイデンティティが確立された状態ですので、
人生を実りあるものにすることができるでしょう。







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