「肯定すること」


「肯定すること」





 今日は講義の後に知り合いの社長さんに
お誘い頂き、食事会に行きました。年齢は私が一番年下なので、
年上の方のお話が聴けて勉強になります。




 その中に非常に印象の良い女性がいらっしゃいました。
この女性は兎に角、相手の発言を肯定的に返すのです。




 相手が何かを発言したら、きちんと相槌をうって、
相手の言葉を繰り返し、そしてさらに肯定的な言葉を
プラスして返し続けます。肯定的な返答は話し手にとって
非常にありがたいものですので、会話のメンバーは
どんどん口が滑らかになっていきます。
会話は必然的に盛り上がります。 





 コミュニケーションにおいては、他者肯定的な
態度を身につけることが極めて重要です。
そのため講座では、肯定のオウム返しの練習を反復練習します。





 例えば会話の相手が
「昨日は横浜へ買い物へ行きました」
と発言したら



「横浜へ行かれたのですね^^
 楽しそうですね!」
    

   
「買い物へ行かれたのですね^^
私も行きたいです!」





 と肯定する練習をします。肯定のオウム返しは、
基本的に最初みんな棒読みになります。
心がこもってないのにいいのかなあと感じながら
しぶしぶ練習させられます。
具体的には300個の例文を1万回程度練習してもらいます。
そうして反復練習をすると口から自然に
肯定的な言葉が出てくるようになります。




 そして自然に口が動いてくるようになると
実際の会話でもとりあえずは肯定的に返せるようになってきます。
そして相手の笑顔をもらえるようになると、
楽しくてさらに心を込めて肯定できるようになってくるのです。




 今日は最終的にお手本のような女性の会話を聞いて、
改めて人の発言を肯定できる人は
良い印象をもたれやすいのだと感じました。





 心を中々込めていえなくても、とりあえずは言葉から。
会議やビジネスの場では批判的であるよう求められることも
ありますが、それ以外は相手の発言をしっかり肯定しましょう♪




 人間関係講座に出られている方は
1万回ぐらい反復練習するつもりで
宿題をしっかりこなしてくださいね♪









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