「扁桃体」


扁桃体



 
 私たちはロボットではなく動物ですので当たり前ですが感情があります。
感情には大きくわけて、嬉しい、楽しいといったプラスの感情と
怒り、悲しみ、不安といったマイナスの感情があります。



 ここでマイナスの感情と深い関わりがあると言われているのが
扁桃体と言う脳の組織です。扁桃体は爪の先ぐらいしかない小さな脳です。
右脳と左脳に1つずつあります。脳科学系の本を読むと大概
扁桃体は赤く表記されているのでサクランボみたいなイメージです。



 扁桃体はどんな動物にもあり、マイナス感情の中心です。
サルを使った動物実験では、扁桃体が除去されたサルは
怖いものがなくなってしまったそうです。



 扁桃体は人間にとってもマイナス感情の中心のようなものです。
しかし、扁桃体があるからこそ人間は自分の権利を守ったり、
将来への備えをすることができます。無駄な脳などどこにもないのですね。



 ただ、もし扁桃体が激しく反応し、怒りや、不安に取り込まれてしまったら、


「緒戦は小さな脳が反応しているのに過ぎない。落ち着け落ち着け・・・」



 と考えることにしています。なんだか爪の先しかない脳に
怒りや不安を左右されるのもシャクですしね(笑)

 




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