「人からどう見られているか気になってしょうがないとき」

「人からどう見られているか気になってしょうがないとき」




 会話において苦手意識を持っている方は
人からどう見られているか気になって会話に
集中できないことがあります。
心理学的には公的自己意識が過剰になっている状態です。


 
 ちゃんと笑顔になっているかな?
 変に思われていないかな?
 質問が途切れたらどうしよう・・・
 暗く思われていないかな?



 確かに自分がどう見られているのか?
と気にすることはコミュニケーション能力を
向上させために欠かすことができません。



 しかし、これが過剰になると、
会話をすることにどっと疲れを感じてしまいます。
ですので気にする度合いは適度に抑える必要があります。
ただ気にしてしまうスイッチが入ってしまうと
もはやパニックになってしまうこともあるでしょう。



 そんなとき、どうすればいいのかというと、
「あえて真顔になって落ち着き、そしてゆっくり話す」
作戦をお勧めします。



 一度リセットボタンを押すというか、
自分をナチュラルな状態に戻すのです。


 人からどう見られているか気になっているときは
自分自身が会話に参加していてきょどってしまったり
表情がぎこちなくなってしまっています。
そしてその自分を「まさに感じる」ことでさらにぎこちなく
なってしまうのです。無理をしすぎて、オーバーワークを
しているような状態です。



 ですので多少相手から変だなと思われるリスクが
あったとしてもまずは感情を平坦にそて
落ち着きを取り戻す必要があります。
そしてある程度落ち着いたら次に、
「まあ多少は無礼講!素直に感じたことを聴いて話そう!」
と唱えて会話に戻るといいでしょう。



 自分自身に戻る感覚というか
相手の目に迎合せず、
われはわれという感覚ですね。



 誰しも皆から好かれたいものですがそれは不可能です。
誰からも好かれたいと思えば思うほど
人の目が気になってしまい、逆に自分自身を苦しめる
ことになってしまいます。



 多少は嫌われてもいい。
それなりに愛嬌を振りまいてあとは
相手との愛称しだい。嫌われることもある。
気にしない気にしない。

 
 




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