「コミュニケーションは疲れるのが当たり前]
「コミュニケーションは疲れるのが当たり前」
講座の生徒さんにこんな
悩みの相談をよく受けます。
・飲み会に行くと最初は楽しいがだんだん疲れてくる
会話が苦手なのでしょうか?
・講座に出席すると楽しいが疲れが残る
やはり私はコミュニケーションが苦手だ・・・
・喫茶店とかで話すと集中するあまり疲れる
だんだん頭が真っ白になってしまいます
どうにかできないか?
① 楽しくてもつまらなくても疲れる
さてさてコミュニケーションをするということは
確かに疲れるものですね。疲れることによってさらに
自信がなくなってしまうなんてこともあるかもしれません。
しかし、ここでちょっと立ち止まって欲しいのは、
コミュニケーションは楽しいことだろうが、
つまらないことだろうが、疲れるということです。
会話と言うのはとても集中力を使います。
相手の話をしっかり聴いて、自分の話を相手が分かるように
加工して話さなくてはなりません。
その結果楽しい会話になることもあれば、
つまらない会話になることもあるわけですが、
どちらにしてもエネルギーは使うので疲れるのは共通しています。
なので「疲れ」そのものは当たり前のこととして
受け入れる姿勢は大事だと思います。
② 「疲れ」と「スキルの不足」を混同しない
そして大事なことは「疲れ」と「スキルの不足」
を混同しないようにすることです。
例えば一流の技術を持つサッカー選手が90分ピッチで
走り回ったとしたら、いくら普段体力をつけているからと
いってもとても疲れるでしょう。
でもサッカー選手は
「僕はサッカーが下手だ」
「もうサッカーなんてしたくない」
なんて思わないでしょう。
疲れるのは当たり前だからその点については
そこまで深く考えないと思います。
それよりも、ゆっくり休んで体を
休めてまたピッチにたつでしょう。
*例外はあるかもしれませんが
しかし、コミュニケーションに関しては混同する生徒さんが
結構多くて、飲み会とかで2時間ぐらい一生懸命話して、
「ああ・・・疲れた〜」と感じて、落ち込んでしまう方が多く、
その後のコミュニケーションに対して後ろ向きになってしまうことがあります。
もちろん異常なほどの疲れを感じたら、仕方の無いことですが、
健康的な疲れであれば、そこは素直に、運動が終わった後の疲れと
同じように受け入れることもどこかに持っていてほしいなと感じます。
私も当たり前ですが人間ですので疲れます!
でもその「疲れそのもの」に対してはあまり悩みません。
疲れるのが当たり前だと思っているので笑
「今日はたくさん人と話したから疲れたな。
でも当たり前のことだから会話して楽しかったことを
思い出しながら今日はゆっくり寝よう」
こんな感じで受け入れています。
昔は
人と話すと疲れる→僕はスキルが無い→
自信喪失→もう話したくない→孤立化→
こんなループで自分を責めていましたが今は
人と話すと疲れる→誰でも疲れるのがあたりまえ
ゆっくり休んでまた話そう→回復したらまた会話→
こんな感じで過ごしています。
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