「感情のバランスと栄養素」

「感情のバランスと栄養素」




今回は感情のバランスと栄養素について
コラムを書いてみたいと思います。


まず、感情の原料となるのが主にたんぱく質です。
なんだか変な感じですが、私たちが笑ったり、泣いたりする
原料はお肉やお魚に多く含まれるたんぱく質なのです。



たんぱく質は体内で細かく分解され、
アミノ酸になります。細かくなったアミノ酸は、



ナイアシン、ビタミンB6、葉酸・鉄
ビタミンB6・ビタミンC ・銅・SAMe
マグネシウム


等とくっついたり離れたりして、

ドーパミン  ・・・ 意欲に関係
ノルアドレナリン・・・ 怒りと関係
セロトニン   ・・・不安や怒りを調整
ギャバ ・・・ 不安を抑制


等の神経伝達物質を創ります。
神経伝達物質とは、簡単に言えば脳を
動かすための潤滑油です。


これらの神経伝達物質は、人間の感情を
意欲的にしたり、不安を鎮めたり、怒ったり、
興奮したりすることに影響してきます。
そして、これらの神経伝達物質は多すぎても
少なすぎても問題が起こります。



例えばドーパミンは少なすぎると
パーキンソン病になる可能性を高め、
多すぎると統合失調症になったりします。



とにかくバランスが重要なので、
何らかの神経伝達物質がかけると
イライラしたり、怒りっぽくなったり、
不安になりやすくなります。


さらには、これらの伝達物質を
動かすためにはブドウ糖が必要です。



何が言いたいのかと言うと、偏った食生活は感情を
不安定にすると言うことです。
精神の安定にはバランスの良い食生活が欠かせません。



もし日中イライラしやすかったり、
不安になりやすい、起こりやすかったら、
食生活に問題が無いか、改めて振り返ってみましょう。
私たちの感情はまさに今食べている物から作られているのですから。





っとカップラーメンをすすりながら
書いている川島に、当該ブログを書く権利が無い
ことだけは確かでありますが。。





なお、カルシウムがイライラに効くという
定説があったりしますが、実は間違いです。

カルシウムが精神の安定に不可欠でありますが、
脳にカルシウムが不足すると、
体の骨が解け、自然とバランスを保たれているのです。

仮にカルシウム不足でイライラする
状態があるとすると、もはやそのような
状態は骨粗鬆症であるといえます。







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